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    岩手県陸前高田に建てられた成瀬猪熊建築設計事務所による「りくカフェ」
    全ての写真は成瀬猪熊建築設計事務所の好意により掲載

    東京に拠点を置く成瀬猪熊建築設計事務所が、津波の被害を受けた岩手県の陸前高田に建てられた平屋プロジェクト「りくカフェ」の写真をdesignboomに提供してくれました。震災によって地元の市民たちが集まれる場所を失ったこの街に、今も仮設住宅で困難な生活を送っている住民たちの交流の場となるような「街のリビングルーム」としてこのカフェは生まれました。


    アプローチ

    建設可能な敷地が不足するエリアに建てられたこの仮設カフェは、大学教授や企業そして地元の住民たちからなるチームによって支援され実現しました。シンプルで明確な形態をもつデザインは、納屋のような形を表した伝統的な勾配屋根を採用しています。簡素な木造の外観と直接的なボリュームによってプロジェクトの工期を短縮することができるこのカフェは、同じような必要性がある又は状況下の場所において簡単に建ち上げることが可能です。


    外観の様子


    側面

    開放的で誰でも気軽に立ち寄れるような雰囲気を作るために、ガラス引き戸によってなるべく多くの透明な面を設けています。カフェの社会的機能を伝えるために内部の活動は外に向って反映されます。建築面積は非常に小さいながらも、頭上に剥き出しになった梁と勾配天井からなる構造体によって空間を垂直方向に広く感じるデザインです。

    2012年1月にオープンして以来、この地域の女性たちが管理役を分担するこの空間は、カフェとして使用されるだけでなく時には診療所や薬局、バスの停留所や特別なイベントのために機能します。


    内部の様子


    夜間の様子


    建設中の様子

    プロジェクト情報:
    現地メンバー: 鵜浦敦子、及川恵里子、黄川田尚子、吉田和子(Clatz-Take)、 鵜浦章(鵜浦医院代表)、黄川田信一(森の前薬局代表)、吉田正紀(吉田歯科医院代表)

    専門的支援メンバー: 小泉秀樹(東京大学、准教授)、成瀬友梨(東京大学、助教)、猪熊純(首都大学東京、助教)、後藤智香子(UDCK ディレクター)、阿礼めぐみ(成瀬猪熊建築設計事務所)、似内僚一、松田悠暉、大宮透、的場弾(東京大学大学院)、藤井和哉、福島紘子(首都大学東京大学院)、大内裕史、桜井哲志

    特別強力: 土屋貞雄(House Vision)

    協力企業: sumitomo forestry co., ltd.,住友林業、旭化成建材、越井木材、 ダイキン工業、ダイキンHVACソリューション東北、タナカ、タニタハウジングウェア、吉岡、YKK AP、ワイスワイス、東京ブラインド
    ※一部敬称略


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    Saga DesignによるiPhoneケース「Omniscient Siri」

    オンラインDIY 3Dプリント会社のShapewaysが最近、スケッチやレンダリング、ビデオまたは模型などあらゆる媒体の組み合わせを用いてユーザーがiPhoneの音声操作パーソナルアシスタント「Siri」の具体的な表現をデザインするコンペを開催しました。3D部門の優勝作品としてデジタルプロダクトデザイン会社のSaga Designが開発した「Omniscient Siri」が選ばれました。

    ぴんと張られiPhoneのスクリーン全体を覆うこのカバーは、タッチコントロールを使う代わりに「ユーザーがSiriと対話をしなければならない」状況を作ります。ただしボリュームや電源、その他のサイドボタン、ディバイスのアクセス可能なポートなど全てそのまま使えるようになっています。11.6cmの高さのあるこのカバーは90米ドルの価格でこちらからShapewaysを通して購入可能です。


    輪郭


    ディバイスに取り付けられたSiriを正面からみたところ;複数の切取りによって光と音を妨げない仕組みになっている


    左:サンプル用のメタリック仕上げ;右:レンダリングイメージ


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    Klein Dytham Architectureの手がけた熊本市の「Koban Police Box」
    写真著作権は鳥村剛一氏に帰属
    全ての写真はKlein Dytham Architectureの好意により掲載

    東京に拠点を置く建築事務所、Klein Dytham Architectureの手がけた警察署「Koban Polic Box」が熊本市に最近完成しました。新しい新幹線の駅の近くに建つこの小さな交番は、市民に対して親しみのあるイメージを与える街のランドマークの役割も果たします。ティアドロップ型の敷地を引き立たせるように帯状の有孔鋼板が建物の上部にかぶさっています。その鋼板の内側はパステル調の虹色のグラデーションに塗装され、隣接するタクシー乗り場や路面電車、近隣の建物の間を通り抜ける通行者に対して、丸くくり抜かれた部分から連続する色の変化が見え隠れします。

    構造体に巻き付いた陽気なグラフィックのパネルはうっすらと影を落とし、その孔から差し込む太陽が周囲の歩道にまだらな光を作り出します。屋根の3mの片持ち梁がパトカーの雨よけとして張り出し、雨天にも対応しています。またチャコールグレーのコンクリート壁で囲まれた内部の実用的かつ機能的空間は控えめな外観で、上部の遊び心溢れるボリューム体を際立たせています。


    正面入り口
    写真著作権は鳥村剛一氏に帰属


    路面電車が前を通る
    写真著作権は鳥村剛一氏に帰属


    駐車場からの眺め
    写真著作権は鳥村剛一氏に帰属


    建物の後ろと車寄せ
    写真著作権は鳥村剛一氏に帰属


    3mの型持ち梁がパトカーの雨よけとして機能する
    写真著作権は鳥村剛一氏に帰属


    有孔スチール製パネルのディテール
    写真著作権は鳥村剛一氏に帰属


    上部からの写真/色とりどりのスチールパネルの内面
    写真著作権は鳥村剛一氏に帰属


    立面図


    立面図


    立面図

    プロジェクト情報:
    所在地: 熊本市春日
    用途: 交番 
    施主: 熊本県県警本部
    建築担当: Klein Dytham Architecture、 Astrid Klein, Mark Dytham, Yukinari Hisayama, Makiko Okano 
    構造担当: Structured Environment Ltd., Alan Burden, Yutaka Kaneko 
    設備担当: Junji Tanaka m&e office, Junji Tanaka, Shigemori Matsumoto 
    ゼネコン: 小田建設、Kazuhiro Iwanaga 
    延べ床面積: 143.62m2 
    設計期間: 2010年2月 - 9月
    施工期間: 2010年11月 - 2011年3月 
    構造: RC造 
    階数: 地上2階建て 
    材料: 1階外壁: ポリウレタンエナメル塗装
    2階スチールフェンス及び外壁: フッ素樹脂エナメルペイント
    軒下: エマルジョン塗装
    内部床: 磁器タイル、PVCシート、フローリング
    内部壁: エマルジョン塗装、壁紙
    内部天井: 装飾石膏ボード
    外部床: 透水性平板、透水性アスファルト
    植栽: ケヤキ、サルスベリ
    ※一部敬称略


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    隈研吾建築都市設計事務所による陸前高田のお年寄りのためのセンター
    全てのイメージは隈研究室の好意により掲載

    津波によって壊滅的な被害を受けてから一年が過ぎた陸前高田の街に、東京に拠点を置く隈研吾建築都市設計事務所、東京大学の隈研究室、Italians for Tohokuボランティア組織、在日イタリア大使館及びSant'egidio市によって始められた共同プロジェクトが、お年寄りのための新しいコミュニティセンターを提案しました。この貝殻のような形態のコンセプトは生命と自然の儚い関係性を象徴する水面に浮かんだ蓮の葉からきています。周辺と共に建物をデザインするために歩道を舗装し、樹木に覆われた小山に配置されたこの220平方メートルの建物は、同じく震災の被害を受けた気仙沼に生息する木材を用いて地元の大工たちよって建設される予定です。

    このプロジェクトでは住民たちに社会的及び文化的価値のある公共空間を提供し、人間と自然環境の間に存在する信頼関係を再び取り戻すことを意図しています。そして物理的及び精神的再構築が被災者たち一人一人を元気づけ、また喜びを見いだすきっかけとなることを目指しています。


    構造の鳥瞰図


    敷地図


    平面図/1階


    断面図


    敷地断面図


    蓮の葉

    プロジェクト情報:
    所在地: 岩手県陸前高田
    用途: 公共施設
    敷地面積: 1000 m2
    延べ床面積: 220 m2
    階数: 1
    構造: 木造
    コンセプト及び設計: 隈研吾建築都市設計事務所- Jun Shibata, Kazuyo Nishida, Hiroaki Saito
    東京大学隈研究室 - Matteo Belfiore, Salvator-John A. Liotta
    共同組織: Comunità Sant’egidio, Italians for Tohoku
    推薦: 在日イタリア大使館
    構造設計: Jun Sato
    ※一部敬称略


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    Philippe Starck氏のデザインによる「V+ Volteis」

    フランスの電気自動車メーカー、Volteisとのコラボレーションでフランス人デザイナーのPhilippe Starck氏がデザインした電気自動車「V+ Volteis」がGeneva Motor Show2012にて発表されました。

    「less and more」のデザイン哲学のもとに、この1600ポンドの車はほぼ全体をアルミニウムで構成されており、フロントガラス及び布製ルーフ付きのドア無しで、籐製のダッシュボードと収納ユニットはアウトドア家具メーカーのDedonが制作したシートフレームと共に構成されています。「今の車はうるさいし、汚い、それに反社会的でマゾヒスティックだ。しかも人々に最悪の事態を引き子起こす。」とStarck氏の自動車の現状に対する不満から「V+ Volteis」は生まれました。

    11.5kWhの電池パックによる4kW のエンジンの駆動力を備え、最高時速64km、1回の充電で約60kmの走行が可能です。現在の電気自動車エンジニアリング方式からトレーリングアーム式リアサスペンション及び滑らかな加速及び安全な減速用のディスクブレーキの技術が採用されています。通常の220Vの電源から2時間で電池の50%が充電可能で、6時間でフル充電。

    限定生産されているこの自動車はフランスを始め世界各地の15店舗にて40,000米ドルで販売予定です。Starck氏の想定ではこの車は主にリゾート地、レストラン、ホテルなどで接客用として使用されるだろうとのことです。


    斜めから見たところ


    斜め後ろから見たところ


    内部、ダッシュボード

    骨組みだけのデザインは同様にインテリアも独特なものに特徴づけ、唯一の制御装置はステアリングホイールの速度と電池の残量を示すゲージメーターのみです。


    フロントガラス


    色のバリエーション


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    オランダのテクセルに建つMecanooアーキテクツの手がけた「Kaap Skil」
    全ての写真はアーキテクツの好意により掲載

    飛行機もしくはボートやフェリーでのみアクセス可能なオランダのワッデン諸島のひとつテクセルに、デルフトの建築事務所、Mecanooアーキテクツの手がけた海洋博物館がオープンした。オーデシルドの村のヴァナキュラーな建築のリズムが打ち寄せる波と溶け合うように、4つの非対称な切り妻屋根がお互いに繋がっている。もともと小屋や住宅の建設のために難破船などの流木の使用から始まった材料の再利用という長年の伝統を尊重し、垂直な木製の被覆は北オランダの運河から調達した堅木矢板で作られている。2階部分は天窓からの自然光あふれる空間であり、また板の被覆の背後にある連続するガラスのファサードによって外部環境への眺めを直線的なヴォイドを通して確保している。

    このセンターはカフェとオフィスに加えて、この地域とオランダ東インド会社の船団との歴史的関係性を展示する2つのエキシビションを開催する。地下階には展示品の目玉として、全長18m、奥行4mのリーデ・ヴァン・テクセルの詳細な模型が展示されており、海岸に無数の船が停泊している様子が見られる。


    運河の向こうに見える博物館


    2階のギャラリー


    ギャラリー内部を照らす自然光が外の被覆から差し込む


    カフェ


    地下階ギャラリー


    全長18mの「リード・ヴァン・テクセル」の模型


    コンセプチュアルダイアグラム

    プロジェクト情報:
    用途: 1,200 m² のエキシビションギャラリー、カフェ及びオフィスを含む博物館
    設計期間: 2007-2009 
    建設期間: 2010-2011 
    施主 Maritiem & Jutters Museum、オーデシールド
    担当建築事務所: Mecanooアーキテクツ, BV 
    博物館デザイン: Kossmann.Dejong、アムステルダム 
    プロジェクトマネージメント: ABC Management Groep、アッセン
    施工会社: Pieters Bouwtechniek、ユトレヒト
    インスタレーションコンサルタント: Peter Prins, ウォールデン 
    建設会社: Bouwcombinatie de Geus & Duin Bouwbedrijf, Broek Op Langedijk 
    インスタレーション: Itbb, ヘーレンフェーン
    木製被覆ファサードの製材所: Pieter Dros, テクセル
    ※一部敬称略


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    Santiago Calatrava氏によるカナダのカルガリーの「Peace Bridge」(平和の橋)
    写真著作権はIan Harding Photographyに帰属

    全ての写真はIan Harding Photographyの好意により掲載
    全てのレンダリングイメージはSantiago Calatrava氏の好意により掲載

    バレンシア出身の建築家兼エンジニアであるSantiago Calatrava氏設計のボウ川に架かる「Peace Bridge」(平和の橋)がカナダのカルガリー市民に歓迎されていよいよ誕生した。このシングルスパンの螺旋形の歩道橋は川をまたいで緩やかに弧を描き、126mの長さにわたって架かるガラスルーフは橋の利用者を雨風から守る。またダウンタウン地区のプリンスアイランドパークに隣接したこの新しい橋が歩行者と自転車利用者のために中心街とMemorial Driveの間のルートをつなげる。安全に自転車で走行できるように中央の自転車専用レーン、その両側に少し高くなった縁石によって歩行者専用の歩道を設けている。

    屋根とデッキ部分の湾曲した横断面は、内的な体験空間を作るために2つの明確に定義された接線半径によって数学的に生み出されている。交差する鋼で形成される外殻には開口部が設けられ、雨風から保護するためにガラスフリットパネルで部分的に覆われている。鮮やかな赤で塗られた骨格が特に秋口の周辺の樹木や芝生の広がる景観にアクセントをもたらし、この地域に対してランドマーク的な存在として機能する。そして道筋を照らすように直線的な照明が構造体と手摺に融合したその繊細な存在は下部の水面に反射して映る。


    初めて新しく誕生した橋を渡るカルガリーの人々
    写真著作権はIan Harding Photographyに帰属


    分けられた歩行者専用路と自転車専用レーン
    写真著作権はIan Harding Photographyに帰属


    上空からのレンダリングイメージ
    イメージ著作権はSantiago Calatrava氏に帰属


    橋の側面及び向こう側にダウンタウンを見る
    イメージ著作権はSantiago Calatrava氏に帰属


    紅葉によって強調される橋
    イメージ著作権はSantiago Calatrava氏に帰属


    ブリッジデッキ
    イメージ著作権はSantiago Calatrava氏に帰属


    夜のブリッジデッキ
    イメージ著作権はSantiago Calatrava氏に帰属


    夜景
    イメージ著作権はSantiago Calatrava氏に帰属

    プロジェクト情報:
    橋の全長: 126 m 
    全幅: 8 m 
    全高: 5.85 m 
    手摺間の幅: 6.2 m (3.7m 歩行者ゾーン、2.5m 自転車レーン)


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    人間模倣ロボット像「Eccerobot」

    人間のそれと限りなく装置の骨格と内部構造を限りなく人間のそれと近似させてモデル化し機械の意識を調査する目的のためデザインされた最初の人体模倣ロボット像「Eccerobot」のエキシビションから2年以上を経て、このロボットをdesignboomで今回紹介したい。今年始め、「Eccerobot」のための新しい機械操作フレームワークがエンジニアリングを学ぶ学生たちのための国際文化学術会議にて1等賞を受賞した。「Eccerobot」はロボット工学専門家のOwen Holland氏とベルグレード大学のETF Roboticsリサーチグループによって開発された。

    「通常の人型ロボットは人間の形態を模倣しますが、このようなロボットに使用されているメカニズムは人間のそれとはだいぶかけ離れてており、これらのロボットの特性はこのメカニズムを反映することです。故にこれらのロボットの環境との認識関与の性質からして周辺環境から学ぶことの可能な知識に関して営むことのできる対話の種類は著しく限られています。」- ETF Researchチーム

    なお最新の「Eccerobot」アップデート版には新しい装置機能を「教える」手段として補強学習を使用したより高いレベルの認識機能の開発が含まれている。例として補強学習技術の架空シミュレーションをこの記事の最後にビデオで紹介(ここをクリック)。

    FET (European Future Technologies) にて2011年に行なわれた作動する「Eccerobot」のデモンストレーション
    Video via Popsci


    腱と作動装置


    横からの様子

    「Eccerobot」の骨格及び関節は加熱によって柔らかくない正確な形態に成型できる高伸張性ポリマーという熱可塑性多形体からできている。およそ80もの「筋肉」がそれぞれ動きの作動装置に依存する。それぞれがギアボックスとスクリュードライバーモーター、凧糸による「腱」、弾性緩衡ゴムからなる。

    センサーシステムが自己受容性感覚(身体のパーツの位置を感じること)、視覚的処理、振動センサーを備えた可聴周波、内蔵ユニット及び触覚反応を網羅する。そしてこれらのシステム全体にわたって、エンジニアたちは例えば同じ速度で頭を動かさずに本を揺らすことなくまた文章を読む視野を妨げることなく人間が本を呼びながらうなずくことが出来る理由の原因である人工的な前庭眼反射を作動する人間の反射神経及び入力処理を模倣しようと試みている。またFPGA(集積回路)を備えた2台の高解像度カメラによって効率的な視覚的インプットの前処理および処理が可能。加速時計を通して振動及び衝撃感覚がデータの補足情報源を提供するが、2つのマイクロホンが人間の耳によって感知された指向性及び音響的性質を同時に模倣する。

    このロボットの「認識機能」と動作は随意的もしくは不随意的運動制御装置「ECCEOS」(多くの情報と機能を同時に集積する物理学に基づいたコンピュータモデル)、「知覚」「計画」「判断」をまとめる高度装置から成り立っている。


    腕部分の骨と筋肉のメカニカルレンダリング


    「Eccerobot」の構築過程と作動する様子を紹介


    制作チームによる最新のビデオでは強化された学習力によって目的の物体に接触する能力に関する物理学に基づいたモデル改良のレンダリングを紹介


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    all(zone)による「act naturally」2011-2012
    全ての写真はall(zone)の好意により掲載

    バンコックで活躍するall(zone) のデザイナーたち、Rachaporn Choochuey氏、Sorawit Klaimark氏、Pote Laddaphan氏、Patsaraporn Liewwatanakorn氏、Wittida Pyomyong氏、 Asrin Sanguanwongwan氏、Thanatcha Tangamornsiri氏、Tharit Thossanatada氏がインスタレーション「act naturally」を行ないました。このインスタレーションはタイのPak Thong Chaiの「ジム・トンプソンファーム」での「Art on a Farm」フェスティバルのために制作された作品で、浮遊する透き通るような薄い布がそよ風によって揺らぎます。

    屋外のダイニング空間を意識して木々に吊らされたこれらのオブジェは日の光によって様々な色彩を生み出します。それぞれのオブジェを吊ることによって形作るために、まず四角い透明な布に外側から始まって中心に向ってどんどん小さくなっていく弧を描くように「C」のな模様が刻まれました。浮遊するフレキシブルでボリューム感をもつ円錐の形状のオブジェを作り出すためにこの模様が起用されました。「ジム・トンプソンファーム」の仮設的な集いの場をさらに居心地の良い環境にするために、この屋外空間の特徴的要素を明確にするインスタレーションが実現しました。

    Jim Thompson Farm」に関するdesignboom内の過去の記事もご覧ください。


    訪れる人々が楽しい時間を過ごすダイニングスペース


    透き通るようなオブジェのディテール


    インスタレーションのパノラマ風景


    作品のコンセプチュアルなドローイング

    act naturally by all(zone) from designboom on Vimeo.

    布の彫刻がそよ風に揺らぐ


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    One 61 デザインスタジオ&コンサルタントによる3Dプリントの「RPギター」

    3Dプリントされたギターは特に珍しいものではないが、ニュージーランドのデザイン&プロトタイピング会社、One 61による「RPギター」は見た目が変わっており、まるで腱のようなデザインをした楽器である。それぞれのギターはユニークで完全にカスタマイズ可能であり、プリントする前の3Dモデルから様々な切片を取り除いたりまた組み込んだりできる。


    近くから見たところ


    ギターを使用している様子


    ブリッジやピックアップなどその他の構成部品は直接本体にねじ止めされる


    この3Dプリントが瞬時に色や腱のデザイン及びその他の要素をカスタマイズできることを表現するビジュアリゼーション


    コンセプトスケッチ及び3Dレンダリング(表と裏)


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    レゴブロックと紙を組み合わせて立体的な形をつくるLEGOと無印良品による新キットシリーズが登場
     (上)てんとう虫

    無印良品LEGOが共同で「紙と遊ぶLEGOブロック」キットの新シリーズを開発した。このキットには立体的な動物や独楽や飛行機等その他の形態を自分で組み立てられる材料が入っている。2009年にdesignboomでも取り上げた(こちら)このセットの初版に今回は「いきもの/のりもの」、「うごく」、そして新「はじめてセット」が加わった。きりんやてんとう虫、ロケットや果物、木やその他の形が作れるミシン目付きの紙型が用意されているが、もちろん使う人が切ったり穴を開けることで自由に様々な形を作り、レゴの部品と組み合わせることができる。セットには通常のジョイントレゴブロック及び紙をしっかり留めるためのキャップが入っている。


    「はじめてセット」


    「いきもの/のりもの」キット


    作っている様子


    「いきもの/のりもの」「うごく」

    「クリスマス」キット及び「いきもの/どうぶつ」セットは4つのオリジナルシリーズのうちの2つで、2009年に無印良品とLEGOが販売。designboomでの過去の記事「muji + LEGO toy collaboration」。


    くるくる回るLEGOと紙でできた独楽


    セットで作った様々な創作


    「亀」


    レゴブロック・穴パンチ」によっていろいろなデザインが自分でできる


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    Studio 400によるインスタレーション「White」の写真が送られてきた。このインスタレーションではサンルイスオビスポにあるカリフォルニア・ポリテクニック州立大学の20人の建築学科5年生からなるこのチームが各学生の研究書物を展示するための巨大な対話型のオブジェを制作した。


    Studio 400による「White」、2012年制作

    Studio 400によるインスタレーション「White」の写真が送られてきた。このインスタレーションではサンルイスオビスポにあるカリフォルニア・ポリテクニック州立大学の20人の建築学科5年生からなるこのチームが各学生の研究書物を展示するための巨大な対話型のオブジェを制作した。今までみたことのないような環境を作り出しながらこのオブジェは各学生の研究書物及び共同制作をまとめる。「White」は環境、利用者、素材、空間の間にある関係性を顕在化表現したものであり、およそ418平方メートルの空間は、7435平方メートルのプラスチックシートを円筒状かつ先が細くなるように編んで作ったよじ登ることの可能なオブジェで埋め尽くされている。素材をまず薄く切った後、編んでホチキスやテープで留め、固定し、ギャラリーを訪れた人たちがくつろいだり学生たちの建築研究を閲覧することのできる支持的なサーフェイスを作った。

    Studio 400のメンバー:Annie Bui, Ben Hait-Campbell, Ian Carney, Hanya Chen, Dion Dekker, Christina Hackett, Nathan Kiatkulpiboone, Mariko Kobayashi, Emily Kirwan, Mike Loree, Ross Majewski, Isshin Morimoto, Ryan Nevius, Nick Pappas, Alma Padilla-Iriarte, Farnoosh Rafaie, Pablo Sandoval, Shanna Sullivan, Joe Varholick, Cory Walker 
    ※敬称略


    たくさんのギャラリーを訪れる人々の体重を支えることのできるように計画された円曲する白いインスタレーション

    空間を分け且つよじ登ることの可能な機能をもつこの彫刻的作品の制作に熱心に取り組んだ20人の学生たち。彼らの構成するStudio 400はフレキシビリティや強度、経済性及び再利用もしくはこのインスタレーションにおいてその役割に沿って修正可能なことから、プラスチックという素材をこのプロジェクトに起用した。従来の編み技術で構築された編まれたサーフェイスは、広いギャラリー空間を満たす組立式の吊り柱とインフィル・パネルからなる順応性に富んだシステムを形成する。


    「White」でくつろぐ来場者たち


    オブジェの上下にてインスタレーションの参加者が積極的に楽しめるようにデザイン


    エキシビションスペースにて横になる来場者

    インスタレーションスペースのあちこちに吊られたStudio 400の20人の学生たちのそれぞれの建築研究書物


    透明アクリルパネルをレーザーカットして制作したブックケース


    製作中の「White Book Installation」

    「学生たちの共同作業による2日間の工程で制作した作品です。円形及び直線的に織る織機(再生材から組み立てられた)によって柱とパネル部分を素早く且つ正確に編むことが可能です。丸鋼棒を直径約1.5mの輪っかに手で曲げたものが、ギャラリースペースと垂直方向に編まれた柱の間に中間的な構造を提供します。組立式のエレメントを使用するという先見性が、3日間の限られた時間でギャラリースペースに作品を自由に設置できることを可能にしました。」- Studio 400


    作品のコンセプチュアルドローイング

    White: Studio 400 Book Show Installation from Pablo Sandoval on Vimeo.

    Pablo Sandoval氏による短編フィルム「white: Studio 400による本の展示のためのインスタレーション」がダイナミックなオブジェの構築を紹介


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    Florian Busch Architectsによる「高田馬場の家」、東京
    写真著作権:Hiroyasu Sakaguchi – AtoZ
    全ての写真はFlorian Busch Architectsの好意により掲載

    東京に拠点を置く建築事務所、Florian Busch Architectsが都内の狭小地に細長い住宅「高田の家」を最近完成させた。大きな土地をどんどん細分化していく中で副産物として生まれたこの土地は幅4.7メートル、長さ22メートルという細長い形態をしており、2棟の既存建物の隙間として残されていた。土地いっぱいに伸びるこの住宅は垂直に立ち上がるコンクリートのエレメントが90度に曲げられ壁や床、屋根面を形成することで、各階から互い違いの方向へ視界が開けている。通りから見ると外観はその堅固さと開いた側面をガラスで覆った軽快な構成を表現しながら、断面によって明瞭に示される。この建物の周囲の余白を視覚的に取り入れ利用することで、限られた面積ではあるが住人は空間の解放感を実感できる。またこの住宅は都市の文脈内において変化する季節を眺められる場所であると同時に、近隣との関係性を発展させていく。内部空間は通常の仕切り壁の代わりに繊細な布製のカーテンで仕切ることで、各階の細長い空間を強調している。


    (左)螺旋階段
    (右)ガラス窓が連続する廊下
    写真著作権:Hiroyasu Sakaguchi – AtoZ


    ダイニングエリア
    写真著作権:Hiroyasu Sakaguchi – AtoZ


    (左)廊下
    (右)書斎コーナー
    写真著作権:Hiroyasu Sakaguchi – AtoZ


    (左)リビングスペース
    (右)3階のキッチン
    写真著作権:Hiroyasu Sakaguchi – AtoZ


    (左)図書コーナー
    (右)浴室
    写真著作権:Hiroyasu Sakaguchi – AtoZ


    浴室
    写真著作権:Hiroyasu Sakaguchi – AtoZ


    (左)3階のキッチン
    (右)2階のリビングエリア
    写真著作権:Hiroyasu Sakaguchi – AtoZ


    上階のテラス
    写真著作権:Hiroyasu Sakaguchi – AtoZ


    夜景
    写真著作権:Hiroyasu Sakaguchi – AtoZ


    敷地図
    イメージ著作権:Florian Busch Architects


    1階平面図
    イメージ著作権:Florian Busch Architects


    2階平面図
    イメージ著作権:Florian Busch Architects


    3階平面図
    イメージ著作権:Florian Busch Architects


    断面図
    イメージ著作権:Florian Busch Architects


    断面図
    イメージ著作権:Florian Busch Architects


    断面図
    イメージ著作権:Florian Busch Architects


    立面図
    イメージ著作権:Florian Busch Architects


    パース
    イメージ著作権:Florian Busch Architects

    プロジェクト情報:
    用途: 3階建て住宅
    立地: 東京
    敷地面積: 104 m2
    延べ床面積: 153 m2 + 26 m2 ルーフテラス
    構造: 鉄筋コンクリート構造

    チーム:
    FBA: Florian Busch、宮崎佐知子、山脇ももよ
    構造: OAK(新谷眞人、川田知典)
    設備: YMO(山田浩幸、土屋なつみ)
    テキスタイルデザイン: 安東陽子
    写真: Hiroyasu Sakaguchi (AtoZ)
    施工: 薮崎工務店


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    Archipelago Cinema
    写真撮影:Piyatat Hemmatat氏

    Ole Scheerenによる「Archipelago Cinema」はタイで開催された第一回目の映画祭「Film On The Rocks Yao Noi」のために建設された海に浮かぶ映画館。

    以下はOle Scheerenによる文章

    海に浮かぶように設計された映画館「Archipelago Cinema」でApichat- Pong Weerasethakul氏とTilda Swinton氏がキュレーターを務める映画祭「The Rocks Yao Noi Festival」が初めて開催されました。2012年3月9日から12日まで開催されたこの映画祭は、これから年に一度アートとフィルムが出会える場所として企画されました。

    ドイツ生まれで北京に拠点を置く建築家のOle Scheeren氏が設計した「Archipelago Cinema」にて第一回「「Film On The Rocks Yao Noi」の 最終日の夜を迎えました。暗闇に包まれた海をボートで渡り、クドゥ島のナイピラエ礁湖の静かな水面に浮かぶまばゆく光る筏へ運ばれる観客。大洋からそそり立つ岩からなるドラマチックな景観に囲まれ、彼らは自然と映画のストーリー、空と海の間に存在する暗闇に浮かぶ光と音と物語の根源的概念という濃厚な雰囲気を体験しました。


    写真撮影:Piyatat Hemmatat氏

    「ここで映画を観賞するという思いつきはある意味驚きだと思う。」とOle Scheeren氏は述べています。「岩の間のちょうど良い位置に設けられたスクリーン。そして観客は水面に漂い浮かぶ....この礁湖の中の夢のような空間で水の向こうで動くイメージに集中する彼ら。一過性または偶然性といった感覚、まるで流木のよう。またはもっと建築的な何かかもしれない。大ざっぱに組み立てられた部材、観客席を形作るために集まった小さな島々の集団のような。」

    地元のコミュニティとの強いつながりによって生まれた「Archipelago Cinema」は、漁師が海に浮かぶロブスター養殖場を造るときに用いる技術をもとにしています。将来的な利用をふまえてフレキシブルに対応できるようにこの筏はいろいろな寸法の再生材から構成されています。海面における他の映画上映のためにこの筏型のの観客席は違う場所へ運ばれ利用された後、やがてこの島へ戻り、大洋に浮かぶステージかつ活動の場として実際この映画館を建設したYao Noiのコミュニティへ寄贈される予定です。

    Studio Ole ScheerenとNat Sarasas氏、Chomwan Weeraworawit氏及びApichatpong Weerasethakul氏によって設立された「 The Film On The Rocks Yao Noi Foundation」のコラボレーションによる「Archipelago Cinema」は、Ole Scheeren氏が2010年に北京と香港に自身の建築事務所Buro Ole Scheerenを設立して以来、初めてのStudio Ole Scheerenのプロジェクトです。氏の事務所では「Archipelago Cinema」を通してさらに非建築的プロジェクトやインターベンションへのとどまることのない関心を探求し、また想像と空想の力によって多様かつ特定のコンテクストを理解する能力を組み合わせることによる新しい物語と現実性を創造することを追求しています。Studio Ole Scheerenの過去のプロジェクトには建築的生産の境界を越えるような「Marfa Drive-In」(テキサスの砂漠に設置されたドライブインシネマ)や1999年にバンコックで氏が共同キュレーターとなって構成を担当したエキシビション「Cities On The Move」などがあります。


    写真撮影:Piyatat Hemmatat氏


    写真撮影:Piyatat Hemmatat氏


    写真撮影:Piyatat Hemmatat氏


    写真撮影:Doug Bruce氏


    写真撮影:Piyatat Hemmatat氏


    写真撮影:Sixtysix Visual


    写真撮影:Sixtysix Visua


    写真撮影:Sixtysix Visual


    写真撮影:Sixtysix Visual


    写真撮影:Sixtysix Visual


    写真はFilm On The Rocks Yao Noi財団の好意により掲載 


    写真はFilm On The Rocks Yao Noi財団の好意により掲載 
    写真はFilm On The Rocks Yao Noi財団の好意により掲載 



    写真はFilm On The Rocks Yao Noi財団の好意により掲載 



    写真はFilm On The Rocks Yao Noi財団の好意により掲載 



    写真はFilm On The Rocks Yao Noi財団の好意により掲載 



    ピクトグラム



    模型



    コンセプトスケッチ



    平面図


    立面図


    立面図


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    Dennis Parrensによる「CMYKランプ」
    写真著作権はdesignboomに帰属

    ミラノデザインウィーク2012の開催中にSpazio Rossana Orlandiにてオランダの学生、Dennis Parren氏による空間の表面に投影された色と光の効果の演出による二つのプロジェクトが発表された。

    そのうちの一つは「CMYKランプ」で曲げた金属製のオブジェに3種類の色付きライトが取り付けらている。壁面に映るそれらの光は様々な点で重なり合い相互作用し、形と色の不協和音を作り出す。時には純粋なシアン、マゼンタ、もしくはイエローを見せ、また時には2つもしくは3つの色の組み合わせが異なる影の中に現れる。もう一つの「RGBランプ」ではソリッドなランプシェードに開けられた小さな穴を通してそれぞれ色付きの光が投影され、このランプが吊られた空間の天井や壁に銀河のような演出効果をもたらす。

    「この照明のデザインは解釈されるためではなく、光が本来唯一の色の所有者であることを表現するためのもの。」- Dennis Parren


    写真著作権はdesignboomに帰属


    「CMYKランプ」の全体を見たところ
    写真著作権はdesignboomに帰属


    「RGBランプ」 
    image © designboom


    「RGBランプ」の全体を見たところ
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    ミラノデザインウィーク2012のRossana Orlandiに描かれたParren氏のミニ案内図
    写真著作権はdesignboomに帰属


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    「LEDキャンドルシャンデリア」、ミラノデザインウィーク2012のエキシビションにて2012
    写真著作権はdesignboomに帰属

    ミラノデザインウィーク2012でロンドンを拠点に活躍するドイツ生まれのニューメディアデザイナー、Moritz Waldemeyer氏が空間全体に散在するろうそくのように糸に繋がれたシャンデリアとして柔らかな光を醸し出す「LEDキャンドル」を発表した。

    各「キャンドル」は特別に生産された250のLEDパネル及び回路で構成された単体ユニット。waldemeyer氏の説明によるとこの「キャンドル」は実際のろうそくの「炎」の様子をビデオ撮影した映像をもとにプログラムしたもので、その動く像をピクセルデータにまず変換し、炎の動きを反映するためにそれぞれの独立したLEDをコード化する作業をソフトウェアエンジニアと共同で行い、非常にリアルな表現に至ったということだ。少し離れたところもしくは暗闇では、ピクセルがお互いに溶け合い、照明器具の上部が消失したように見える。そして架空の炎だけが現れ、ろうそくのような形のてっぺんでちらちらと微かな光を放つ。

    このプロジェクトはミラノデザインウィーク2012にてSpazio Kriziaで展示されたIngo Maure氏による「A Dozen Red Things」の一部として公開された。


    架空の炎の輝きを近くで見たところ
    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属


    シャンデリア全体のイメージ
    写真著作権はdesignboomに帰属


    シャンデリアの作品と一緒に写るデザイナーのMortiz Waldemeyer氏
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    INFINITI Digital Art Competition - CURVED VISIONS

    INFINITIとのコラボレーションによりdesignboomが国際コンペを開催。今回はセンセーショナルでインターアクティブな芸術作品もしくはパフォーマンスを募集し、ヨーロッパ各地で展示する予定。世界各国から応募参加可能。プロフェッショナルな人、デザイン大好きな人、または学生の参加大歓迎。

    参加登録は無料で2012年7月10日まで。
    さらに詳しい情報はcall-to-entryにて!


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    故Hans J. Wegnerを讃えてCarl Hansen + Sonのために安藤忠雄が手がけたプロトタイプの椅子

    建築家の安藤忠雄氏がデンマークの家具ブランド、Carl Hansen + Sonとのコラボレーションでデンマーク人デザイナーの故Hans J. Wegnerの美学を礼讚したプロトタイプの椅子を開発した。Carl Hansen + Sonと安藤氏のクリエイティブな関係性は双方に対して簡単に築かれ、また彼らのデザイン力がWegnerの作品を並外れて評価している。

    安藤氏とCarl Hansen + Sonの双方のポートフォリオに加えられたWegnerの作品ではあるが、彼の作品の中には建築家として設計した建物の写真の中にしばしば登場するアイコン的な椅子「Wishbone」が代表である一方、家具メーカーのコレクションに含まれるものも多々ある。幾何学的表現とミニマリストとして知られる安藤氏が自らのデザインアプローチを完璧にCarl Hansen + Sonの視覚的な理想像と合わせながらそのスタイルと有機的価値を融合している。この滑らかなプロトタイプでは安藤氏の和と洋のモダンな融合とHansen + Sonの明確でスカンジナビア的な考え方の両方のデザインの繊細な感覚がうまく組み合わされている。ミラノサローネ国際家具見本市2012で今回の新パートナーシップが発表され、椅子は2013年までに生産販売される予定。


    斜めから見たディテール

    「我々が疑いもなく選出した安藤忠雄氏との新しいデザインパートナーシップに興奮しています。氏のミニマリストで画期的かつ機能的スタイルはスカンジナビアのデザイン哲学に完璧に調和します。Carl Hansen + Sonの国際的なデザインプラットフォームの拡大を助長してくれるであろう今回のコラボレーションから多くのことを期待しています。また実力派建築家と一緒に仕事をすることを大変光栄に思い、我々に非常に多くの影響を与えてくれます。」-  Knud Erik Hansen、Carl Hansen + Son最高経営責任者


    Carl Hansen + Sonの社長と安藤忠雄氏


    Carl Hansenによるコンセプチュアルドローイング


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    ミラノデザインウィーク2012にてMint Designsが手がけたキヤノンのNEOREAL「In The Forest」のための「Fall In Pop」
    写真著作権はdesignboomに帰属

    ミラノデザインウィーク2012でのキヤノンによる出展作品は我々の住む地球を覆う森をテーマにしている。樹木、野生動物、水などが生息する森という自然環境は、より広範囲な地球規模の生態系システムにおいて重要な役割を担っている。過去4年間にキヤノンはインスタレーション「NEOREAL」を通して洗練された自社のデジタルイメージ製品の促進、最先端技術の創造性とプロフェッショナルニーズにふさわしいイメージの入力及び出力機能の表現に努めてきた。今回5回目の出展「In The Forest」では、新しい表現の可能性と高解像度の経験に向けて演出した結果としてスリリングで生き生きとした空間が出来上がった。

    今年は建築家の中村竜治氏、映像アーティストの志村信裕氏、ファッションデザイナーのミンドデザインズ(勝井北斗氏と八木奈央氏)が参加。彼らのコラボレーションによって生み出された魅惑の森林は、色と映像と音の絶えず変化する光景の中で次から次へと観る者にそのダイナミックな刺激を与える。我々の自然界に含まれる様々な局面とは正反対のアイデアを探求することで、3つの部門からなるインスタレーションではキヤノンによって実現可能となった高解像度デジタルイメージングの森林の奥深くへと来場者を導く。


    滝のように落ちるグラフィックと色彩ドレープ
    写真著作権はdesignboomに帰属

    ミントデザインズによる「Fall In Pop」は巨大な有機的作品でガラスオーガンジー(ポリエステル製)という光沢のある仕上げでコーティングされている布でできた立体的なスクリーンで構成されている。そしてこのスクリーン上に投影されるモチーフが光と色で空間を埋め尽くす。頭上から床へと流れる彫刻的なドレープを形成するスクリーンは森に潤いをもたらす滝をイメージしており、そのテキスタイルの滝を流れる映像が官能的な視覚空間を作り出す。円錐形の立体スクリーンの内側から外へ向って360°の角度で背面投射することで、見る者にこのテキスタイル自体が光を放っているような感覚を与える。様々なひだの厚みがグラフィックの濃淡を表面に生み出し、同様に来場者が光の特徴における様々な波動を体験できる。


    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属

    ブルーの水玉模様が巨大な彫刻的形態に生命を与える
    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真撮影:大木大輔氏


    ビデオ著作権はdesignboomに帰属

    プロジェクト情報:
    素材: ガラスオーガンジー
    施工: 太陽工業株式会社
    器材: プロジェクター SX80 markil x 14 WUX10 markll x 4、デジタルカメラ EOS 7D
    音響システム: Cabasse、スピーカー iO2、Minorca IW 及びSubwoofer Santrorin 30i
    映像編集: LUFTZUG 
    音響デザイン: 畑中正人


    中村竜治による「Spring」
    写真撮影:大木大輔

    建築家の中村竜治氏が「Spring」(春)を担当。ピアノ線で構成される立方体のような構造体がグリッド状に配列されている。そして床に投影された映像が森林の神秘的で静寂な面を表現する。まるで立ちこめる朝靄のように光が柔らかくその彫刻的な作品を包み込んでいる。その周囲を歩くにつれてその表情が絶えず変化する。今回利用したピアノ線と撮影したモチーフは人工物であり、自然界における現象とは対照的な存在としてそこにあることを想像させる作品である。

    光が当たると幅8m、奥行5m、高さ2mの均一なグリッド状構造の自立型オブジェクトであることがわかる。構造体は直径0.3mmのピアノ線でお互いを支持しており、全体で25kmにもなる長さの線を使用している。8万個のグリッドがおよそ8万7千個の交点及び25万3千もの線分から構成され、重さは14,8kg、180g/m3の密度及び99.998%の孔隙率を持つ。

    グリッド状の構造体を光が通ると放射状に広がり、ピアノ線の非常に小さな表面を落ちて行き、だんだん大きくなりながら断続的にグラフィックを作り出す。2次元及び3次元のレベルで影響を与えることで、何千ものエレメントで構成されているが故、この構造体はちょっと見ただけでは完全に評価することのできない新しい種類の視覚経験をもたらす。異なる映像が三次元の世界でイメージと様々なホログラムを描きながら、平らなもしくは不均一な面に投影される。


    床面で動くイメージとピアノ線で構成される立方体の構造体
    写真撮影:大木大輔


    写真撮影:大木大輔


    ピアノ線構造のディテール
    写真撮影;大木大輔


    ビデオ著作権はdesignboomに帰属

    プロジェクト情報:
    素材: 直径0.3mmのピアノ線
    サイズ: 8m x 5m x 2m
    施工: 太陽工業株式会社
    器材: プロジェクター XEED WUX5000 x 2、XWWD WUX4000 X 4、デジタルカメラ EOS-1D X, EoS 7D
    音響システム: Cabasse、スピーカー iO2、Minorca IW、Subwoofer Santrorin 30 i
    映像編集: LUFTZUG 
    音響デザイン: 畑中正人


    大木大輔とキヤノンデザインチームによる「Super Nature」
    写真撮影:大木大輔

    エキシビション「Neoreal」の最後の空間に展示された「Super Nature」では来場者が実際に自然の中にいるような感覚を味わえる。写真家の大木大輔氏とキヤノンデザインチームによる自然を被写体としたモチーフの高解像度イメージが来場者に向って傾いた巨大スクリーンに映し出される。投影された映像を移し込むミラーを用いて山にかかる霧、星のまたたく夜空、森に生息する鮮やかな色の植物や生物などの映像が現れる。

    デジタルカメラSLR EOS-1D X、 EOS C300デジタルシネマカメラ、XEED WUX4000 LCOSプロジェクターを映像の入出力に使用することで、雄大な自然の中にあたかもいるような非常にリアルな感覚を伝える作品を制作することに成功した。250インチの傾いた巨大スクリーンに超高解像度映像を投射し、スクリーン及び映像を鏡に反射させることでこのエキシビションは来場者に視覚表現の新しい可能性を提案している。


    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属


    ビデオ著作権はdesignboomに帰属

    プロジェクト情報:
    サイズ: 5m x 2m x 4m
    施工: 太陽工業株式会社
    器材: プロジェクターXEED WUX5000 x 2、XWWD WUX4000 X 4、デジタルカメラEOS-1D X, EOS C300
    音響椅子テム: Cabasse、スピーカー iO2、Subwoofer Santrorin 30 i
    映像編集: LUFTZUG 
    音響デザイン: 畑中正人

    今回のエキシビションの映像制作に使用された器材の最新デジタルカメラSLR eos-1d x は映画やテレビのセットに必要な優れた可動性及びスケーラビリティそして高画質を得意とするeos c300デジタルシネマカメラ同様にプロフェッショナルな写真に要求される高度なパフォーマンスが特徴的である。今回制作した映像を映し出すために最新のxeed wux5000 LCOS(liquid crystal on siliconパネル)プロジェクターなどを使用した。
    NEOREALは人間の創造による断続的な進化から生まれた高度な実験的プレゼンテーションである。そしてそのプレゼンテーションをキヤノンの製品がサポートする。それ故NEOREALも進化を続ける。

    ※一部敬称略


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    OMAによる「Garage Center for Contemporary Culture」、モスクワ
    野外イベント
    写真提供:OMA

    「Garage Center for Contemporary Culture」が新しいギャラリーとエキシビションスペースの計画を発表した。これは廃墟となった建物を改築する計画でモスクワの地元事務所、Form BureauとのコラボレーションでOMAが設計したもの。1960年代に始まった現在使用されていない5400平方メートルもあるVremena Godaレストランが「Garage Center for Contemporary Culture」機関の新天地となる予定。構成主義派の建築家、Konstantin Melkinovの設計した周囲に広がる300エーカーのGorkyパークもリノベーションの最中にあり、Moskva川に沿って伸び市の中心へと繋がっている。

    建物には2層のエキシビションスペース、こどもたちのためのクリエイティブセンター、ショップ、カフェ、オーディトリアムそしてオフィスが入居予定。プレファブコンクリート構造に加えてモザイクや装飾タイルそして露出したレンガが旧ソビエト時代の面影を残している。住民による非営利団体はこの新しい施設にて新世代のアーティストの発掘、現代ロシア芸術の発展そしてそれらの国際的なフィールドへの紹介を目的としている。


    全体像

    「長年放置されたVremena Godaの建物をGarageのために改修するプロジェクトに参加できたことを大変嬉しく思っています。クライアントとそのチームと共にソビエト時代の残骸に対する寛容さと次元性、開放性といった特質を探求し、それらの新しい用途と解釈を見いだすことができました。」レム・コールハウス(OMA設立者)


    パビリオンの入り口


    教育コーナー


    南ギャラリー


    低めの蝶番付きパネルが即座に真っ白な立方体を形成する


    南ギャラリー


    「一般的な」ギャラリー


    Viremena GodaパビリオンとHexagon 1970


    Vremena Godaパビリオン、2012年3月撮影


    Vremena Godaパビりオン、2012年3月撮影


    Garageの移動


    立地


    エキシビションコンセプト


    蝶番付きパネルの断面


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    イベント会場へ続く入り口の台座に展示された靴
    写真著作権:Luke Hayes

    Christian Louboutin Retrospective(回顧展)
    ロンドンのDesign Museumにて2012年7月9日まで開催中

    ロンドンのDesign Museumで初めて開催されているフランス人靴デザイナー、Christian Louboutin氏の回顧展では、20年にわたってLouboutin氏の手がけてきた靴が展示されている。機能性と彫刻的な芸術作品の混ざり合ったさまざまな靴には、以前のコレクション及び限定デザインの中から選ばれたスチレットヒール、レースアップブーツ、スタッドスニーカークラシックなパンプスなどが含まれている。Louboutin氏が今回のクリエイティブなプロセスにおいてキャバレーやショーガール、ファンタジィとおとぎ話、アートと建築、映画、ランドスケープと旅などと言った題材からインスピレーションを受けており、靴そのものにはっきりと表れるパワーと女性らしさ、そして上品さを反映しながらそれらの要素がきらびやかで魅惑的な空間環境に融合している。回転するメリーゴーランドや鏡張りの展示台、真っ赤に塗られたステージでダンサーが踊るキャバレーのセットの中で靴が際立っている。

    このエキシビションでは来場者がスケッチから作図、プロトタイプ制作、工場生産まで靴の創造の舞台を通してLouboutin氏の世界に引き込まれ、彼のデザインプロセスを垣間みることができる。


    Design Museumでの「Christian Louboutin Retrospective」 
    写真著作権:Luke Hayes


    キャバレーとショーガールを連想するような金色のシェル型のランプに照らし出される真っ赤なランウェイに展示された靴
    写真著作権:Luke Hayes


    展示された靴のクローズアップ
    写真著作権:Luke Hayes


    Louboutinの有名なアイコン的な赤いソールのついた靴を立体的な鏡が映し出す
    写真著作権:Luke Hayes


    メリーゴーランドの周りを回る赤いベルベットのクッション付きブランコに飾られた靴
    写真著作権:Design Museum


    エキシビションスペースの壁にぶら下げられたChristian Louboutinの靴の木型
    写真著作権:Design Museum


    アルファベット文字で構成されるショーウィンドウ用のネオンサイン
    写真著作権:Design Museum


    Christian Louboutin氏
    写真著作権:Luke hayes


    エキシビションの実物大模型
    写真著作権:Design Museum


    ディスプレイの初期のスケッチ
    写真著作権:Design Museum


    ビデオ著作権:Design Museum


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