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Bruce Munroによるインスタレーション「Starturn」、ホルボーンミュージアムにて

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ホルボーンミュージアム(Holburne Museum)におけるBruce Munro氏による「Starturn」
写真著作権はHolburne Museumに帰属

一年の最も長い夜に、英国人デザイナーのBruce Munro氏とそのサポートチームがHelp for Heroesの支援資金を調達するために氏の最新作品「 Starturn」のインスタレーションを行いました。

この構造体は全てペダルを動力とする相互に連結した機械部品から成り立っています。参加者が自転車に乗ると、光の線を描きながら小さなろうそくが取り付けられた電機子が回転します。測地線ドームが装置を覆っており、自転車走者のいる空間を暖かく保ちます。このイベントはホルボーンミュージアムの前庭で行われ、夜から明け方4.30mまで続きました。そして傷ついた兵士たちを救うために£5, 500が集まりました。


美術館の前庭に設置


電機子を通して動く小さなろうそくの光


ドームに反射する光


明け方4:30まで自転車をこぎ続ける参加者たち


ドーム内部の自転車をこぐBruce Munros氏


組み立て作業の様子
Designworxsによる「 Bruce Munro - Starturn」 


Olekが制作したかぎ針編みで覆われた部屋

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Olekによる「I do not expect to be a mother, but I do expect to die alone」(私は母親になるつもりはなく、孤独な死を待っている)
全ての写真はTony's Galleryの好意ににより掲載

Olek: I do not expect to be a mother, but I do expect to die alone
Tony's Gallery, ロンドン
2012年3月23日まで開催

ポーランド出身でニューヨークを拠点に活動するアーチストAgata olek氏 (olek)による新しいかぎ針編みのインスタレーションの写真が送られてきました。ロンドンのTony's Galleryで開催中の展覧会「I do not expect to be a mother, but I do expect to die alone」(私は母親になるつもりはなく、孤独な死を待っている)は英国内における氏の初の個展です。パブリック・ファイバーアートや彫刻そして空気等で膨らませた作品などで有名なOlekが今回は、氏の独特なスタイルであるカモフラージュのモチーフを用いたかぎ針編みで完全にギャラリースペースを埋め尽くした立体的でミックスメディアの空間を作り上げました。

このインスタレーションのコンセプトはもともとは氏が制作したアパート空間の空いた壁等に再度表現したSMSのテキストやEメールのメッセージなどといった文章が主体となっています。かぎ針編みされた文章の作品に加えて、ベッドルームのシーンは完全に繊維素材で包まれた家庭用品などで構成されています。このエキシビションは最近英国へ移った彼女自身の経験の物理的な現実化を表現したものです。

「これは単なるアパートのインスタレーションではなく、現在における人生、愛、信頼そして渇望の反映であり、女性としての私自身の人生の漸進なのです。私のカラフルで大胆なユーモアの煌めきでカモフラージュしたテキストメッセージやEメール、そして個人的な所有物や経験、、そして血や汗と涙、愛液などを女性アーチストとしていっしょくたにまとめたものです、人生を続ける際にみんながやるように。」-Agata Olek 


インスタレーションの様子


インスタレーションスペースに置かれた二つのオブジェのディテール


「so we r over?と編まれたショッピンカートの詳細


アーチストのトレードマークである鮮やかなカモフラージュ模様に編まれたボウルのディテール


Tony's Galleryにて作業中のOlek


ベビーベッドのカバーを編んでいるOlek


アーチストとその作品

BIG Architectsがデザインしたヴァレンタインデーのためのオブジェ、タイムズスクウェアにて

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BIG a Architectsによるヴァレンタインデーのオブジェのレンダリングイメージ
写真著作権はBjarkeIngels氏に帰属

ニューヨークの46番地とブロードウェイにあるダッフィースクウェアでの今年の巨大なヴァレンタインデーのインスタレーションを控えたデンマークの建築事務所BIG (Bjarke Ingles Group)。

「BIG(Heart)NYC」は400本のLEDチューブで構成された10フィートの立方体の構造物で、中心に吊られた巨大な赤いハートを囲んでいます。円筒形のコンポーネントが愛の象徴のまわりに周囲のタイムズスクウェアの明るい光を反射させます。インターアクティブなアート作品が強烈に赤く輝く光で脈打つことで、人々のお互いの関係性が赤く鮮やかに燃える心臓の鼓動をいっそう激しくします。この巨大な作品がダッフィースクウェアに設置された赤い階段のPerkins Eastman氏によるTKTS ブースによく融合します。この階段は視覚的な調和をもたらすとともに、通行者たちが座って一休みできるような場所としても機能します。

BIGのインスタレーションはTimes Square Alliance主催によるヴァレンタインデーの「Heart Sculpture」プロジェクトの4つめの作品で、Flatcut_ 及びLocal Projectsとのコラボレーションによって生まれました。尚、インスタレーションの構造エンジニアリングはRobert Silman Associates、照明はZumbtobel Lightingが担当しています。


Perkins Eastman氏による「TKTS Booth」が設置されたニューヨーク、ダッフィースクウェアの様子
写真はPerkins Eastman氏の好意により借用

ラフォーレ・グランバザールのための広告:ペーパーファッション

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Steve Nakamura氏のディレクションによる「Laforet Grand Bazar 2012」キャンペーン 

原宿のラフォーレ(Laforet)で行なわれる半年ごとの5日間セール、「ラフォーレ原宿グランバザール」の今年のプロモーションキャンペーンの目玉として緻密なレトロ風かつ未来的なペーパーコスチュームが制作されました。広告塔イメージとストップモーションビデオを構成するこのシリーズは、LA生まれで東京に拠点を置くデザイナー、Steve Nakamura氏のディレクションによるもので、写真撮影はNorbert Schoerner氏が行ないました。


半年ごとのセール期間中に展示された巨大なオブジェに設置されたイメージ
「Laforet Grand Bazar 2012」のコマーシャル


ペーパークラフト製のドレスのディテール

ラフォーレグランバザールは米国やヨーロッパで行なわれるよくあるセールとは異なり、何千もの参加企業から成り立っています。たいてい数時間続くタイムセールはラフォーレのビル中に設置されたブースやテントで前もって予定されます。小売り店鋪は毎回特別割引を実施しながら、1日の間に何度も商品を取り替えます。毎回ラフォーレは特定のテーマにそってグラフィック的な広告キャンペーンを展開し、イベントより先だってプロモーション用の材料として使用したりまたセール開催中は会場の周辺に設置します。


プリントされた広告のチェック


エキシビション中の装飾をまとったラフォーレグランバザールの様子

プロジェクト情報:
映像ディレクター: Norbert Shoerner + Steve Nakamura
アートディレクター: Steve Nakamura
スタイリスト: Shinichi Mita
ヘア&メークアップ: Shinji Konishi
カメラ: Naoki Noda
音響: Ross Gregory

※一部敬称略

4D ヴァーチャルリアリティ・テーマパーク

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「Live Park」、 4D ヴァーチャルリアリティ・テーマパーク
上の写真: インスタレーション「Lunar Face」

インターアクションとテーマパークのデザインカンパニー、d'strictによって作られた「Live Park」は4Dテーマパークで、Kinect、RFID対応ブレスレット及びデータセンサーを融合し、来園者は有形と仮想の混在した現実世界を体験できます。入園の際に来園者はパーク内での仮想現実の自分の分身となるアヴァター(化身)を作ります。パーク内の各エリアで来園者はRFIDブレスレットを通して追跡されることで、アヴァターは来園者が今体験している展示の仮想世界に自動的に入り込みます。

このテーマパークは16種類を超えるインターアクティブアートと音楽のインスタレーション、5種類のヴァーチャルリアリティなゲーム、4カ所のパフォーマンス空間、ラウンジ、そして10種類のアトラクションから構成され、全てが7つの「行程」もしくはテーマのもとに計画されています。「これらの7つのアトラクションはそれぞれ異なる世界のテーマで構成されています。仮想と現実の両方の世界(物体と出来事)の実に幅広い範囲を描く4次元の現実を観客は体験できるのです。」とd'strictは説明します。

「Live Park」アトラクションに関する動画


パーク内の一部の様子


「Live Park」では自分のアヴァターがパーク内全域で代わりに仮想現実を体験

このパークは「Live gate」によって始まり、そこでは来園者が鏡のようなタッチスクリーンもしくは「Noi Live」というAppでRFIDブレスレットを用いて自分のアヴァターを作ります。このアヴァターはパーク内では自分のアイデンティティとなります。数々の3Dアートインスタレーションもこのエリアに設置されています。


ユーザーの動きが「Live 360」という参加型映画館での映画の結末を決定する

「Live 360」はこのテーマパークの目玉アトラクションのひとつで、直径27mにも及ぶ世界最大の360°のパノラマスクリーン映画館です。来園者はRFIDブレスレットから自動的に映画に「ログイン」され、彼らのアヴァターがスクリーンに現れます。短編の没入型ビデオ(Meta Show)を観賞した後は、自分のアヴァターが繰り広げた全ての動きと音がスクリーンに記録され、観客自らがスター気分を味わえるのです。これらアヴァターの動きによって「Meta Show」の結末は一体的に決定されます。


物理的/仮想的コンサートホール「Live Holo」

「Live Park」の様々なインターアクティブアートとゲーム空間の間にあるのが「Live Square」という150mにも及び広場で、ユーザーが8つのゲームをインターアクティブに体験できるように沢山のマルチタッチテーブルやプロジェクションウォールが設置されています。

「Live Holo」の空間には有名な韓国及び世界的な音楽スターたちの「ホログラム・パフォーマンス」が飾ってあります。このコンサートホールでは、観客は実際にもしくはアヴァターを通して自ら役者となってパフォーマンスに参加することが可能です。


インターアクティブアートインスタレーション「Live Capsule」

インスタレーション「Live Capsule」は1000個のセンサーで構成され、来園者がマルチカラーの光のブロックを踏むこことで光と音の効果を作るプレイスペースです。

「Live Miro」という3Dのヴァーチャル空間では一度に2人の参加者が没入型スペースにて彼らの身体の動きを通して音楽をクリエイトすることができます。インスタレーション効果を強調する偏光メガネをユーザーは着用でき、3Dカメラに接続された「ボディトラッカー」がユーザーの関節の動きを感知します。


拡張するリアリティ・アートウォール


テーマを持ったカフェスタイルのラウンジは、首尾一貫したパラレルワールドの体験を損なわないようにエキシビションスペースの至るところで来園者をサポート


インスタレーション「Shuttle」、パークのテーマ「Ender」の一部


韓国のKintex Centerにある「Live Park」のマップ(クリックしてイメージ拡大)

現在「Live Park」は韓国のKintex Centerに一時的に設置されていますが、すでに中国とシンガポールでの建設が計画されています。d'strictはまたハリウッドのいくつかの会社と交渉中にあり、ロサンゼルスもしくはラスベガスに「Live Park」の建設が実現できると今年3月には発表したいと考えています。

「Ultraviolet」 - Hosooによる西陣織

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Hosooによる「Ultraviolet」

Hosooは1688年創業の織物ブランドで、京都における着物産業の中心である西陣織の分野ではパイオニア的な存在で、6世紀から続くこの地域の絹産業を代表する西陣織の新しい可能性を探っています。この伝統的な立体織物技術の使用と現代的な素材を組み合わせた高級な質感で知らされるこの会社は、1200年以上も前に開発された西陣織の織技術と特別に染めた織糸を用いて独自の製品を生産しています。

Hosooは「Maison et Objet 2012」にて新しい織物のセレクション「ノベルティコレクション」を発表しました。このシリーズのデザインではインテリア及びファッションに適した洗練された素材を作るために従来の織物技術の限界に挑戦しています。また微妙な織物の模様やより大胆な図柄を描く二重の色調から多重色調まで幅広いカラースキームを展開しいています。このシリーズの中に「Ultraviolet」という、表面にアカエイの模様が立体的に織られた作品があります。白地に黒、そして黒地に白で織られた水中の生き物が、織物に「紫外線」(蛍光)効果が生まれるような技術によってあたかも光っているように見えます。


「Ultraviolet」では表面にアカエイのモチーフが織り込まれている


織りの詳細


模様


細尾氏
写真著作権はdesignboomに帰属


伝統的な立体織りが作られる様子


織り機の中の製作中の作品


機の杼(左) と染められた織り糸(右)

Issey Miyakeのショーウィンドーを飾るWOWの「Bloom Skin」

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イッセイミヤケのためにWOWがデザインした「Bloom Skin」
全ての写真はWOWの好意により掲載

Issey Miyakeの2012年春夏コレクションに向けてビジュアルデザインスタジオ、WOWによるインスタレーション「Bloom Skin」がELTTOB TEPのショーウィンドーを飾ります。コンセプトから制作においてミニマリスト的なこの動的なインスタレーションでは、8台のコンピュータ制御の送風機によって一枚の漂う布がリズミカルに動きます。

正面のウィンドーに対して平行して直線的に配置されたこの作品は、ぱっと目を引く「彫刻」のようなもので、新コレクションのアイデンティティを効果的に伝えます。作品全体に非常に軽量な、透明で伸縮性のある「オーガンジー」が使用されています。シンプルかつさりげない「Bloom Skin」はドラマチックで常に変化する背景を店舗にもたらします。


全体の眺め


ディテール


コンピューター制御された送風機


ショーウィンドーからの眺め


店舗正面

Metaform Atelier d'Architecture: ルクセンブルグの集合住宅

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Metaform Atelier d'Architectureの設計によるルクセンブルグの「Luxembourg Apartment」
全ての写真はMetaformの好意により掲載
写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属

Metaform Atelier d'Architecture (Shahram Aggajani、Thierry Cruchten、Serge Schmitgen主宰)がルクセンブルグに多層集合住宅「 Luxembourg Apartment」を設計しました。建築と芸術との関係性、そして「ポスト・グラフィティ」時代に対する都市のランドスケープの発展を探求するこのプロジェクトでは、わずかながらもインパクトのある方法でヴィジュアルアートを表現する彫刻的な建物をつくるために地元アーティストのSUMOに協力を得ました。


(左)入り口
(右)軒下のアートワーク
写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属

通りに面した左右非対称の土地に建てられたこの集合住宅は、各階で大きさと形態が変化しながら積み重なって全体が構成されています。周囲の隣接する建物の仕上げとは対照的に、この箱を積み上げたようなボリュームは光沢のある黒色の金属板張りで覆われています。隣接する環境に対応するダイナミックな外観を繰り広げるようとするこの光沢のある皮膜は、一日を通じてその影の中で変化します。片持ち式のエッジが張り出した部分にSUMOによる鮮やかなアートが施され、夜間は人工光によって照らし出されます。


テラス
写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属

写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属

4つの異なる大きさと間取りからなる独立したユニットを収容するこの集合住宅は、階層が積み重なっていくに従ってそのボリュームの中で拡大することで、細長い敷地を最大限に生かしています。地上1階は駐車スペースとガレージを設けるために通りからセットバックして計画されています。2階は3人家族のための2ベッドルームアパートメントで、プライバシーを守るため寝室は建物の後方に計画されています。47m2と48m2の2つのスタジオ式アパートメントは3階に設けられ、最上階はメゾネット式のアパートメントとなっています。全てのユニットは通路スペースを中心に建物の3面を有効利用するように計画され、また折りたたみ式パネルによって内部空間を外に向って開放できるのが特徴的です。


スタジオユニットのキッチンとダイニング
写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


スタジオユニット
写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


2ベッドルームアパートメントのキッチン、ダイニング、リビング
写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


階段
写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


ガラスの床
写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


リビングルーム
写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


夜景
写真著作権はSteve Troes Fotodesignに帰属


配置図と平面図/1階


平面図/2階


平面図/3階


平面図/4階

プロジェクト情報:

施主: Immo Due, Area Immo
コンサルティングエンジニア: INCA - Ingeniers Conseils Associes
外壁: Atelier Braun
アーティスト: Christian Pearson (SUMO)

※一部敬称略


草間彌生とのコラボレーションによるLouis Vuittonのコレクション

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アーティストと来たるコレクションに捧げるルイ・ヴィトンのウェブサイト「Infintely Kusama」

パリのファッションブランド、ルイ・ヴィトンと82歳になる日本人マルチメディア・アーティストの草間彌生氏とのコラボレーションが実現しました。今日活躍する最も逸脱した影響力のあるアーティストとのひとりで、水玉模様を半ば取り付かれたように様々な媒体に施すことでよく知られる草間氏が2012年7月に発売されるルイ・ヴィトンの製品である皮革製品、既製服、アクセサリー、靴、時計や宝石等の限定版を「Infinitely Kusama」というタイトルで飾ります。


草間氏による「Obliteration Room」、クイーンズランドアートギャラリーにて

現在ブリスベンのQueensland Art Galleryにて開催中の展覧会「 look now see forever」は、草間彌生氏の大々的な回顧展で、非常にインターアクティブな作品「the obliteration room」を展示しています。尚、この展覧会は2012年3月11日まで開催予定。


「Infinity Mirror Room」、この大規模な鏡を使ったインスタレーションは1965年にニューヨークのCastellane Galleryで行なわれた氏の個展「Floor Show」の一部

パリのCentre Pompidouでの回顧展は1月9日に終了し、引き続きロンドンのTate Modernにて2月9日より6月5日まで開催。

最後にこの展覧会はニューヨークのWhitney美術館に移動し、7月12日より9月30日まで開催予定。


草間彌生氏

ルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクターであるMarc Jacobs氏が有名アーティストとコラボレーションするのは今回が初めてではなく、1997年にルイ・ヴィトンに起用されて以来、Stephen Sprouse氏(2001- 2009)、村上隆氏(2003 及び 最近)、そしてRichard Prince氏(2008Hong Kong Museum of Artでの特別展もまとめた経験あり)などとコラボレーションを行なってきました。

草間氏は栄誉あるフェミニストであり、また日本市場をターゲットとしたルイ・ヴィトンの製品ラインに向けてコラボレートする初めての女性アーティストとして選ばれました。


草間彌生氏による「Pumpkin」2000年作
15.8 x 22.7 cm
キャンバスにアクリル絵の具

石上純也建築設計事務所 & MAKSが「Park Groot Vijversburg」のコンペで優勝

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石上純也建築設計事務所+Associates & MAKSによるオランダのTytsjerkに計画された「Park Groot Vijversburg」
全ての写真は石上純也建築設計事務所+Associates & MAKSの好意により掲載

石上純也建築設計事務所とオランダの設計事務所、MAKSがオランダのTytsjerkの「Park Groot Vijversburg」に建築群による介入(ビジタ—センター、植物園の温室、浮遊するパフォーマンス用ステージ、そして歴史的邸宅の改修)といったプロポーザルでコンペに優勝しました。

既存の歴史的邸宅は現在アートエキシビション、ミュージカルパフォーマンス、及び礼拝のために使用されています。周囲への負荷を最小限に抑えて設定された新しいビジターセンターは、オランダの北地方の動植物が豊富に生息する19世紀の邸宅の建つ敷地にうまく溶け込んでいます。メインホールは自然に公園内に流れこむ通り道となりながら外に向って伸びて行き、完全に行き渡るまで壁だけが続くことで空間を発展させ、内部空間から公園という環境へのトランジションの機能を果たします。

また3枚の薄い壁が歴史的な構造物やルネッサンス時代の庭園、古い池やライムの並木を取り囲み、これらの反射する表層が周囲の景観を映し出すことで建物は庭となるのです。外部と内部環境のトランジションを和らげながらそして景観と融合しながら、わずかに傾いた傾斜路が来場者をセンターの内部へ導きます。

前述のプロジェクトは同時にロッテルダムに拠点を置くLOLA Landscape Architects、ユトレヒトに拠点を置く事務所、Deltavormgroepそしてオランダ人ランドスケープ・アーキテクトのPiet Oudolf氏によってデザインされる公園に対して15ヘクタールほどひろがっていきます。

この開発に関するdesignboomの記事はこちら

尚、このプロジェクトは2014年に完成予定。


パビリオンが周囲の自然環境に溶け込む


パビリオンのインテリア


敷地図


模型

プロジェクト情報:
用途: ビジターセンター、オーディトリウム、歴史的邸宅の改修、温室、パフォーマンス用ステージ
施主: Stichting Op Toutenburg
立地: オランダのTytsjerk
建築家: 石上純也建築設計事務所(ジュンヤ・イシガミ、ワタル・シンジ、ヒロアキ・タキガワ、タエコ・アベ)
& MAKS (Marieke Kums, Yuka Takeuchi, Eunyong Kim, Yongil Kim)
エンジニア: ABT B.V.
建築面積: 1,000㎡
建物の種類: ビジターセンター、オーディトリウム、ギャラリー、ミーティングスペース&オフィス、温室、パフォーマンスアリア
その他: コンペ最優秀作品
※一部敬称略

Squint/Opera Design + Cityvisionが発表する「New York Cityvision」コンペティション

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Peter Bennettsと Buro Northのために「Squint/Opera」が制作した「Southern Star」
メルボルンにある使用されなくなった「Southern Star Big Wheel」という大観覧車のオルタナティブな用途の提案

「I Have Seen The Future」: 「New York Cityvision Competition」が発表される
MACRO (Museo d'Arte Contemporanea Roma)、ローマ
2012年2月17日

ロンドンのクリエイティブエージェンシー、Squint/Operaは建築や広告、クリエイティブな提案に対して静止画と動画の両方を扱うことで、環境面及び大量消費文化のレンズを通して未来の世界を度々追求しています。

ローマのMACRO(Contemporary Art Museum)で2012年2月17日金曜日に行なわれる「I Have Seen The Future」というイベントでは、このスタジオが新国際建築コンペの発表するためのステージをデザインしました。建築ラボ及び雑誌機関の Cityvisionが、「New York Cityvision Competition」におけるニューヨーク市の未来を探求するプロポーザルの募集を発表することになっています。Squint/Opera はまたこのイベントで講義を行なう予定です。

以下に彼らの作品自体がニューヨークの未来を描くSquint/Operaの最近の幾つかのプロジェクトを紹介します。

ニューヨーク市港湾管理委員会に依頼された「WTC Ground Zero」では、ニューヨーカーたちが再構成される彼らの街を立ち止まって眺める様子を短編映画にしました。また市立芸術機関のためにデザインした「Coney Island」プロジェクトでは、ブルックリンのコニーアイランド・アミューズメントパークの想像力豊かな未来の図を表現しました。これはこの地域をコンドミニアム群に開発しようとするディベロッパーの計画に反対する地域社会の試みの一部でもあります。


Squint/Operaの提案するConey Islandのコンセプトのスカイラインの眺め 


コニーアイランドの将来を描いたコンセプトイメージ

「WTC Ground Zero」、Squint/Operaがビジュアル的に表現したニューヨーカーが自らの街を9/11以降再建するというアイデア

レンゾ・ピアノ氏の手がける「Le Albere」- 都市開発プロジェクト

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レンゾ・ピアノ氏による公園に囲まれた集合住宅「Le Albere」、トレント、イタリア

「Le Albere」はRenzo Piano Building Workshopにて設計プロセスを進めて行くイタリアの建築家、レンゾ・ピアノ氏が手がけたトレントのミシュランの跡地における都市拡張プロジェクトです。アディジェ川のほとりに計画されたこのプロジェクトはおよそ11ヘクタールにも渡り、北イタリアにおける最も重要な開発と言えるでしょう。合計で30万立方メートル以上の空間は、最も革新的なエコロジカル且つ持続可能な技術を用いて、新しい都市の一部を形成することを目指しています。

アパートメント、オフォス、店舗、文化施設、会議室や交流の場など様々な用途がこのエリアの複合的機能を特徴づけ、また敷地の5ヘクタールほどの空間が広々とした緑化公園に充てられています。「Le Albere」は延べ床面積の45%が住宅用(約44,000平方メートル)、30%がオフィス、15%が公共機能(サイエンスミュージアム-MUSE-及び多目的センター)、そして10%が商業施設といった割合の都市機能で構成されます。

トレント・フトゥラ・スカール・コンソーシアムのリーダー、Colombo Costruzioni SpAがこのプロジェクトの請負者で、全エリアの建設受注を一括請負会社のZintek Construction Ltd.に委託しています。ディベロッパーはCastello SGRによって管理される資本額固定式不動産基金です。


中庭の様子


中央並木道を見たところ


通りに面した店舗の外観


俯瞰図


俯瞰図


北東に位置するPalazzo Delle Albereよりサイエンスミュージアムを見たところ


エキシビションエリアの様子


左:北側ロビーからの景観
右:ロビー内インテリア


サイエンスミュージアムのエレベーション


建築に融合されたエコ/サステイナブルテクノロジーの断面


レンゾ・ピアノ氏によるスケッチ


建設現場
掲載写真はInfo Buildの好意により借用


ソーラーパネルを設置した屋根
掲載写真はInfo Buildの好意により借用


住居及び商業ゾーンの様子


イタリア人建築家のレンゾ・ピアノ氏、敷地にて
掲載写真はLocal Trentinoの好意により借用

Intel Ultrabook Pop-Up による人間広告板

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Party Creative Labによる「Ultrabook Pop-Up Theatre」

ニューヨークと東京を拠点に活躍するCreative LabPartyが、新しいUltrabook Laptopのために60台の同期するインテル・コンピュータによるフラッシュモブを制作しました。製品の薄さと反応速度の速さを伝えるべくデモンストレーションとして、コンピュータを手にした人々が集まって、「Ultrabook Pop-Up Theatre」という人間広告板を形成します。


ヨガのインストラクションビデオを映し出すビルボード


屋外でのモブ

Ultrabookによるビデオのデモンストレーション


60台の同期するコンピュータ

Moleskineの制作した「Architecture Book」シリーズ

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mol01.jpegのサムネール画像
Moleskineによる「Architecture Book Series」

「Notebook」で有名なMoleskineが、4人の建築家と彼らのドローイングや手書きのメモの間に存在する関係を探ぐってみました。従来の日記の形式でこの本は様々なプロジェクトの実現のために空白の1ページ目からステップを踏みながら進んで行くデザイナーたちの創造的な過程を描いています。

現在はZaha Hadid氏、Bolles+Wilson、Giancarlo de Carlo氏及びAlberto Kalach氏のノートブックが発売されており、2012年の春にはさらに Cino Zucchi氏とWiel Arets氏による本がコレクションに追加される予定です。それぞれの本を完成するにあたって、各建築家とのインタビューも綴られました。その中で建築家たちは真っ白な紙やデジタルメディア、また自身の作品に最も影響を与える要素に対する個人的な関係性を語っています。


Alberto Kalach氏によるスケッチ 

メキシコ人建築家のAlberto Kalach氏によるラフなスケッチ及びインクによるドローイングは、氏の視覚的探求に対する流動的感覚を表しています。これまでに氏は中央及び南アメリカで持ち上がる問題に対処したり、5000ドルの最小住宅やメキシコ市の公立図書館のプロジェクトを支持してきました。


スケッチのディテール


Bolles + Wilsonによるノートブック

ドイツの建築事務所、Bolles+Wilsonは現代建築界において最も活動的な事務所のひとつです。Peter Wilson氏の個人のノートブックから直接起用されたページの数々では、新しい形態に再解釈及び開発された所々のシークエンスが見られます。この本では東京に設計された鈴木家の住宅やロッテルダムのLuxorシアター、そしてその他のプロジェクトのデザインプロセスを振り返って見ることができます。


スケッチの詳細


Giancarlo de Carlo氏のノートブック 

Giancarlo de Carlo氏のアーカイブからセレクトしたドローイングの数々は氏のユーモアと個性を反映しています。ノートブックのページやスケッケチを描いたナプキンといった彼の記録のコレクションが、空間を解釈するときの氏のキャパシティの感覚を表しています。


メモとスケッチのディテール


Zaha Hadid氏のノートブック 

ローマのMAXXI、ヴィトラの消防署、またシンシナティの現代美術のためのRosenthal センターなどといったプロジェクトがイギリス在住のイラク出身建築家、Zaha Hadid氏のノートブックで探求されています。氏の手書きレンダリングを素早いビジュアル的思考過程を越えた、それ自身がアートワークとして容易に認識できるでしょう。

Sako建築設計工社の提案する「東北スカイビレッジ」

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Sako建築設計工社による「東北スカイビレッジ」
全ての写真はSako建築設計工社の好意により掲載

東京と北京に拠点を置く建築事務所、Sako建築設計工社の構想による「東北スカイビレッジ」は、東北地方における自然災害または緊急事態下で自立できる地域を目指した計画です。この計画では、小高い丘への早急な非難によって安全を確保しにくい低地もしくはその近辺に住む住民のための長期にわたる解決策を提案しています。平坦な農地あるいは漁港の近辺に住む住民のための選択肢として、全体的な建設費を軽減する独立した島々が既存のインフラストラクチャーにつなげられ、必要な時、これらの島群は独立した施設として海洋と共存しながら機能します。

新しい景観をもたらす築山は昨年起きた大震災の瓦礫を利用して作られ、その上には住居や学校、レクリエーション施設や店舗その他必要な建物が建設されます。


住宅及び公共建物を備えた島の鳥瞰図


住宅専用アイランドの鳥瞰図


災害前の住宅アイランドへのアプローチ


住居配置の代替案


(左から右に時計回りで)島群、島々の空中からの様子、レクリエーション施設を備えたアイランド


鳥瞰図


敷地計画


(左)住宅アイランドのプログラム
(右)中央アイランドのダイアグラム


(左)住宅アイランドの1階平面図
(右)中央アイランドの1階平面図


(左)住宅アイランドの2階平面図
(右)中央アイランドの3階平面図


(左)住宅アイランドの屋根伏図
(右)中央アイランドの屋根伏図


(左)住宅アイランドの断面図
(右)中央アイランドの断面図


フランスの村を駆け抜ける芝生のカーペット

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フランスの小さな街Jaujacに出現した芝生のカーペット「「 Tapis Rouge!」はマルセイユに拠点を置くアーチスト、Gaëlle Villedary氏によるインスタレーション。


Gaëlle Villedary氏による「Tapis Rouge!」
全ての写真著作権はDavid Monjou
氏に帰属 



フランスの小さな街Jaujacに出現した芝生のカーペット「「 Tapis Rouge!」はマルセイユに拠点を置くアーチスト、Gaëlle Villedary氏によるインスタレーション。このランドスケープ的な作品は、全長約1400フィート、重さ3.5トン、168枚のロール巻き芝からなり、人が歩く小径を辿って街の中心へ伸びています。村の住民たちを周囲の谷とつなぐことを目的として氏が制作したこのインターアクティブな生態的作品は、この村におけるアートと自然トレイルプログラムの10周年記念を祝う雰囲気を盛り上げるために依頼されました。



フランスの小さな街の住民たちは街の中心に向って芝生の路を辿る



芝生のカーパットがさらに一続きの階段を上がっていく









1400フィートのカーペットが牧歌的なフランスの街の長い路をなぞる
Gaëlle Villedary氏による「Tapis Rouge!」


via Hypenotice / Landezine

United Visual Artistsによる「High Arctic」

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United Visual Artistsによる「High Arctic」
全ての写真はUnited Visual Artistsの好意により掲載

designboomは第15回Design Indabaの国際メディアパートナーとして現在南アフリカのケープタウンにいます。この国際デザイン会議には世界中のあらゆるところからクリエーターたちが集まって、彼らの知識やそれぞれの分野におけるノウハウを共有します。独自に開発したデジタルソフトウェアを仕事に活かしながら、インターアクティブなインスタレーションを作り出すことを得意とするロンドン在住のUnited Visual Artists(UVA)がこの会議の講演者として参加します。

彼らの最新プロジェクトのひとつ「High Arctic」はロンドンの国立海洋博物館による依頼で、プログラムの一部としてUVAのMatt Clark氏がどんどん消失していく地域に関する理解と洞察力を高めるために視覚化によって北極海のノルウェー列島の問題に敢えて取り組んでいます。リサーチと集められた情報の結果、気候変化が氷河にもたらしている影響のシミュレートされた状況を通してユーザーをガイドするような経験をこのクリエイティブ集団は生み出す必要性を感じました。

モニュメンタルなフレームワークを西暦2100年に設定し、来場者は光と音、そして(それぞれが既存のものにちなんで命名された)今世紀末までに溶けてしまうと予測される3000もの彫刻的な氷河から構成される抽象的なランドスケープによって北極を探検します。紫外線の懐中電灯によって来場者は手近にアニメーションと相互作用し、また歴史の流れを越えてこの特定の地域に我々がもたらしてしまった負の影響に直面せざるを得ません。作品の一部としてUVAはClark氏と遠征に同行したNick Drake氏とコラボレーションをしており、彼はまた作品のナレーションを行なっています。

この没入型体験の場はロンドンのデザインミュージアムによる「Designs of The Year」のデジタル部門の受賞候補作品に選ばれています。

このアウォードの受賞候補プロジェクトに関するdesignboom内の記事はこちら


没入型体験では北極海で起こっている気候変化による影響の直接的な理解へと来場者を導く


紫外線の懐中電灯によってアニメーションと相互作用する


空間の中に既存の氷河を表す3000もの彫刻のような氷河がそそり立ち、全てが今世紀末までに溶けると推測される


各シミュレートされた氷河が実在の対象物に分類される


ディテール


西暦2100年に設定された「High Arctic」


インスタレーションと対話する来場者

High Arctic from United Visual Artists on Vimeo.

Jean Paul GaultierがDiet Cokeの新クリエイティブディレクターに就任

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gandthep.jpegのサムネール画像ダイエットコークのためにJean Paul Gaultier氏の手がけた「The Serial Designer」のスチールイメージ
写真はデザイナーの好意により借用

フランス人ファッションデザイナーのJean Paul Gaultier氏が、Diet Cokeの新クリエイティブディレクターとして就任しました。Gaultier氏によるこの飲料メーカーのためのスタイリッシュな店舗ディスプレイのデザインに加えて、限定版ダイエットコークのボトル及び缶のコレクションが発売されます。彼のコカ・コーラ・ファミリーへの参加を記念して、Gaultier氏が各ストーリーの中で小さな人形を変身させ、3体のそれぞれ異なるキャラクターを持つ操り人形と対話する「The Night + Day Serial Designer」という題のショートフィルムを自ら制作しました。今回はそのうち2編を紹介します。3編目は近々公開される予定です。 

Diet Cokeによってデザイナーがブランドを改良する3編の映像シリーズの最初の1編目「The Serial Designer Rocks Out」

2つ目のシリーズ「The Serial Designer」

トラフ建築設計事務所の手がけた「目黒本町の住宅」

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トラフ建築設計事務所の設計による「目黒本町の住宅」
写真著作権は阿野太一氏に帰属

東京を拠点に活躍するトラフ建築設計事務所によって既存の建物を住居に改修するプロジェクト、「目黒本町の住宅」が完成しました。以前地下1階から2階まで倉庫及びオフィス、3階は住居として使用されていた建物を今回は2,3階部分を住居、通りから直接アクセスできる1階を店舗に改装しています。オープンな間取りをつくるために既存の間仕切りを取り払い、本棚、納戸、クロゼットのための空洞や階段の踊り場が組み込まれた自立する木製の箱が空間の中心に配置されています。またこの大きな家具は2階部分の機能を図書コーナ—及び内部動線に仕切っています。

街の様子を眺めたり、また分離するエレメント(木製の家具)の上端上部の床の四角い開口部を通して3階を見上げたりできる長いテーブルが出窓に沿って設えられています。上部の踊り場へと木製の箱内の階段を登ると、スチール製の階段が風通しの良いキッチン、ダイニング、リビングエリアへとさらに続きます。またバルコニーと屋上庭園によって空間体験が屋外へと広がっていきます。


中央の階段とその奥に続くリビングルーム
写真著作権は阿野太一氏に帰属


中央階段とその奥のダイニングエリア
写真著作権は阿野太一氏に帰属


中央階段とその奥のキッチン
写真著作権は阿野太一氏に帰属


階段のディテール
写真著作権は阿野太一氏に帰属


床板に設けられたヴォイドを階段が貫き、2階に配置された木製のボリュームと融合
写真著作権は阿野太一氏に帰属


踊り場
写真著作権は阿野太一氏に帰属


階段と凹んだヴォイドに設けられた収納スペースを一緒にまとめた木製の家具
写真著作権は阿野太一氏に帰属


木製の立方体
写真著作権は阿野太一氏に帰属


図書コーナー
写真著作権は阿野太一氏に帰属


2階
写真著作権は阿野太一氏に帰属


廊下
写真著作権は阿野太一氏に帰属


夕暮れ時の様子
写真著作権は阿野太一氏に帰属


改修前の建物


original interior 改修前の内部


断面

プロジェクト情報:
敷地面積: 109.78m2
延べ床面積: 123.76m2
階数: 地上3階、地下1階
設計期間: 2011.03-07
竣工: 2011.08-12

John Mcaslan + Partnersの手がけた「キングス・クロス駅」

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John Mcaslan + Partnersの手がけたロンドンの「キングス・クロス駅」 
写真著作権はPhil Adams氏に帰属
全ての写真はJohn Mcaslan + Partnersの好意ににより掲載

2012年の夏にロンドンで開催予定のオリンピックを目前に完成した「キングス・クロス駅」再開発プロジェクトはロンドンを拠点に活躍する建築事務所、John Mcaslan + Partners が手がけたもので、いよいよ公式に開駅します。この歴史的な列車駅の再計画された全長150mにも及ぶコンコースから利用客の動線が地下鉄の切符売り場や乗り場、そして店舗へと伸びていきます。以前の空間の3倍の広さに拡張されたコンコースの半円形の天井構造体は、根本に向って細くなっている16本のスカイツリー柱からまるで枝が伸びていくように広がっています。

地上20mにそびえるスチールのダイアグリッドが、今までヨーロッパで建設された駅舎では一番長いシングルスパンを形成しながら空間全体に架かり、7500平方メートルもの面積を覆っています。

既存の3階建てレンガ造の建物は修復され広々とした新しい内部空間に接し、周囲をとり囲むように配置された店舗が並ぶ中2階からは支持材群がよく見えます。またこのコンコースは電車のホーム、バス及びタクシーへの乗換口につながっています。


夜間には駅の構内が明るい色に照らし出される
写真著作権はPhil Adams氏に帰属


駅コンコース内を上部から見たところ
写真著作権はHufton and Crowに帰属


単一スパンの屋根構造に向って放射状に伸びていくスチール製のツリー型柱
写真著作権はHufton and Crowに帰属


ダイアグリッド構造
写真著作権はHufton and Crowに帰属


detail of ceiling 天井のディテール
写真著作権はHufton and Crowに帰属


メインの柱のふもとから見上げてところ
写真著作権はHufton and Crowに帰属


地下鉄のホームへの入り口
写真著作権はHufton and Crowに帰属


ホームへの階段
写真著作権はHufton and Crowに帰属


電車のホーム
写真著作権はHufton and Crowに帰属


電車のホーム
写真著作権はHufton and Crowに帰属


ヴォルト型のガラス屋根
写真著作権はHufton and Crowに帰属


写真著作権はHufton and Crowに帰属


写真著作権はHufton and Crowに帰属


写真著作権はHufton and Crowに帰属


既存の半円形窓のディテール
写真著作権はHufton and Crowに帰属


空からの様子
写真著作権はJohn Sturrock氏に帰属


平面図/1階
写真著作権はJohn Mcaslan and Partnersに帰属 


平面図/2階
写真著作権はJohn Mcaslan and Partnersに帰属 


屋根伏図
写真著作権はJohn Mcaslan and Partnersに帰属 


断面図
写真著作権はJohn Mcaslan and Partnersに帰属 


断面図
写真著作権はJohn Mcaslan and Partnersに帰属 


プログラムダイアグラム
写真著作権はJohn Mcaslan and Partnersに帰属 

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