Rebecca Wilson氏による「Finest Paperware」、「青色のデルフト焼」
全ての掲載写真はRebecca Wilson氏の好意により借用
スコットランド人の陶芸家Rebecca Wilson氏の最新のプロジェクト「Finest Paperware」が、ロンドンのFlow Galleryにて公開されています。利便性と消費の無駄な文化を反映して、Wilson氏は手描き模様と鋳込成形テクニックによって紙コップをアート的なオブジェクトへと昇華させました。
アーティストが制作過程を語る:
「「対極の対称性」を生むために、これらのカップのいくつかは手製紙の円柱型シートから構成されています。その他は陶材およびと紙パルプの混合物による特別なシートを用いて手作業で制作されています。
「Jasperware」セットは染めた紙と陶材を使用し、白いレリーフを細かく彫ることで、ウェッジウッドのアイコン的特徴を模倣しました。オランダの伝統的な「青色のデルフト焼」は、陶材に塗布できるようにスキャンしてデジタル方式でエナメル転写法に変換した(バイロウ)青色ボールペンでディテールを手描きすることで、本来の焼き物を示唆しています。」
'blue delft' in paper 紙製の「青色のデルフト焼」
陶材製の「Jasperware」
陶材製の「Jasperware」
「青色のデルフト焼」のディテール、陶材製(左)と紙製(右)
「Jasperware」のディテール、紙製(左)と陶材製(右)
(バイロウ)青色ボールペンによるデレフト焼転写のためのスケッチ
design-aerobics 2011: PAPERコース
9月15日 - 11月15日
ものを書くためのサーフェースを超えて紙は、遥かに多くのことに使用することができます。家具、照明、パッケージなど、そして計画の段階から最終成果物にまで。この秋designboomではこの紙という素材の無限の可能性を探りたいと思います。見本のレッスンの様子と参加方法の詳細を見る場合はこちらをクリック。