「アーク・ノヴァ」は、世界初の空気膜構造バルーンで出来た可動式コンサートホールであり、東北大震災で被災した宮城で行われるルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ松島の会場となる。イギリスの彫刻家anish kapoorと日本人建築家arata isozakiによって開発されたコンサートホール「アーク・ノヴァ」では、世界トップクラスのオーケトラによる演奏やワークショップ、そして国内外のすぐれた音楽や芸術、そして地域の伝統芸能が一堂に会する。会場は、地震と津波の被害を受けたが美しい景観を保つ宮城県松島町。音楽の力で被災地を応援出来ればという企画者による願いが込められている。500名の客席を収容する紫色が鮮やかなこの会場には、津波の影響で伐採された国宝瑞巌寺の杉を生かした会場と客席が設置される。このプロジェクトの構成過程やスケッチなどは、こちら。
アーク・ノヴァ(上空から)
画像 © lucerne festival arknova 2013
大きな紫色の空気膜構造バルーン
画像:lucerne festival
建設現場
画像 © lucerne festival arknova 2013
簡単に折たたむことが出来、各地を巡回できる
画像: lucerne festival
内装イメージ
画像 © lucerne festival arknova 2013
風船のように薄いシートで出来たマゼンタの壁
画像:lucerne festival
500名の客席を収容する
画像: lucerne festival arknova 2013
内側から照らされたアーク・ノヴァ
画像:lucerne festival arknova 2013