Allegoryによる「Flux Cocoon」、スイス、ローザンヌ
写真著作権:Laura Rimayati
写真提供:Allegory
市が開催する初のライトフェスティバル「Lausanne Lumières」の受賞プロジェクトのひとつであるAllegoryによる「Flux Cocoon」がローザンヌの街の中心に設置され、11月23日に公開された。垂直及び水平方向の循環動線の交点に設置され完全にその立地を反映したこのプロジェクトは、フラックスを表現する。その骨格は、フロン地区のこの明確な地点における各歩行者のバーチャルな軌跡の交差によって生まれる節を抽象化したものだ。
ローザンヌの地形上、フロン地区は街の主要交通ハブと考えられている。都市の計画は、異なる地盤高さによって形成された。それ故、360度の視点から見える形体を作ることが重要視された。非常に厳しい地形コンテクストに設置された「Flux Cocoon」は、歩道橋を覆う仮設シェルターである。この構造体は既存の架橋構造の下部に固定され、垂直なエレベーターシャフトを取り囲んでいる。主に金属ケーブルと木材を使用。約1100メートルの赤色LEDによるネオンコード照明が、夜になると鮮やかに輝く。
高架歩道橋の周囲に吊られた光り輝くかたまり
写真著作権:Laura Rimayati
インスタレーションを見上げたところ
写真著作権:Laura Rimayati
エレベーターと歩行者通路
写真著作権:Laura Rimayati
エレベーター
写真著作権:Laura Rimayati
設置の様子
写真著作権:Fabien & Francis Pont
設置の様子
写真著作権:Allegory
インスタレーション
写真著作権:Fabien & Francis Pont
レンダリングイメージ
写真著作権:Allegory
レンダリングイメージ
写真著作権:Allegory
コンセプチュアルダイアグラム
写真著作権:Allegory