FREEによる「FREE City」
写真提供:FREE
メキシコシティに拠点を置く建築事務所、FREEによるユートピア的ビジョンをもつアーバンプロトタイプ「FREE City」。このプロジェクトでは、放射組織、階層的ゾーニング、ロジカルな発展を持続する放射状に伸びる六角形の直線グリッドのメリットを利用した構想を描いている。従来のブロック型システムは各セクターと六角形の環に重ねられ、それぞれのロケーションの接近を最適化している。効率的な公共通過ネットワークにより車は不要となり、居住者はトラムの駅から徒歩8分以内に帰宅できるよう計画されている。
都市の地区は中心に向ってより円形に、外周に向ってより長方形になっている。プログラムに従ったエリアの集中化した重なりが、これらの要素の連結によって派生した垂直型アーバニズムを生成する。現在のスプロール化の結果である荒れ地を除去しながら、人口増加及び都市的相互作用は持続可能で系統的に発展する。
21世紀の新興経済国において新都市を構築するFREEによるアーバンプロトタイプは、第2回Creativity World Biennaleにて、CRio Festivalの一部として11月21日から25日まで展示された。
FREE City
ビデオ提供:FREE
components of the utopian vision
design: fernando romero, sérgio rebelo, armando ramos, antonia wai, leonidas trampoukis, ryan kukuraitis, fernando torres, alexander middleton,
denis bondar, daniela gallo, mark paz, adrian reifer, olivier brouillard (complexity.fr)
environment & infrastructure: byron stigge (buro happold)
animation: lucas werthein (super uber), shahar zaks (super uber), molly schwartz (super uber)
sound design: liv spencer (still going records)
models: michael kennedy (kennedy fabrications), jamie scott (kennedy fabrications)
renders: christopher shelley, juan carlos ramos