NEXT アーキテクツによる「Melkwegbridge」、オランダ、プルメルエント
写真提供:Jeroen Musch
アムステルダムに拠点を置くNEXT アーキテクツの手がけた「Melkwegbridge」。この橋はKanaalsprongマスタープランの一部である「Melkweg」の延長として、オランダのプルメルエントの歴史的中心市街地とWeidevenne地区を結ぶ。自転車と車椅子が通行可能な傾斜角度を作るのに、100m以上の長さを要した。この要求を満たすために橋を二つに分け、ひとつは歩行者用、もうひとつは自転車通行者用とした。市民たちは最高高さが12mにも及ぶアーチを上って川を渡ることが可能だ。新旧地区を結ぶこの橋は、手っ取り早く川を横断するための手段だけでなく、魅力ある目的地となる。
水面から12mの高さのアーチから、街全体の素晴らしい眺望が望める
歩行者と自転車通行が分離されているため、市街地方面のMelkwegに歩道橋を直結させることが可能。自転車用通路は水上を曲がりくねりながら、通路の傾斜角度を制限する十分な長さを確保している。開口可能な部分は対角線上に分割され、2つの回転する歩道橋デッキを成す。
写真著作権:Jeroen Musch
アーチのディテール
夜景
写真著作権:Jeroen Musch
LEDのラインが夕暮れ時に橋の輪郭をダイナミックに浮き上がらせ、魅了する
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