丸山晋一による「Nude #2」、2012年作
重力に耐えられなくなる直前のぶつかり合った液体のほんの一瞬を不朽のイメージとして捉えることで有名な写真家、丸山晋一。彼の最新の作品「Nude」では引き続き写真を通して「動き」を探求しており、従来のヌード芸術作品の表現を再形成しながら、それを時間との関係性に結びつけている。
抽象的で大胆な動きの肢体が隠れたキャンバス全体に芸術的な一筆を振るうように、空間いっぱいに肉体の動きを作り出す。このコンセプチュアルかつ芸術的な問いかけは、形体ではなく非常に軽い人間の動きの能力を通して、人間の肉体美やダンスや舞台、ジェスチャーの能力の一つを呼び起こす。
「Nude #3」、2012年作
「Nude #1」、2012年作
「Nude #5」、2012年作
「Nude #4」、2012年作
「Nude #6」、2012年作
「Nude #7」、2012年作
「Nude #8」、2012年作
「Nude #9」、2012年作