メトロポリタン美術館(MET)の委託によって立体プリントされた名作のリミックス
上:Antonio Canovaによる「Reclining Naiad」、1819–24年頃
左と下右:METが制作した彫刻作品のデジタルマップ;Bradpokeyによる「Reclining Naiad」の3Dの複製
メトロポリタン美術館(MET)が、ユーザー主導のデジタルデータべースに記録された当美術館に収蔵している重厚な彫刻のコレクションの利用をMakerbot Communityで許可している。この情報記憶ディバイスには美術館秘蔵の古典作品を立体的プリントによって再現するのに必要な仮想マップが記録されている。デジタル建築計画ライブラリーの編集に参加するグループが、Thingiverseの拡張するデータベースに34体の彫刻の情報を登録した。そして123D Catchソフトウェアと使用と「Replicator」3Dプリンターのおかげで、ハッカーグループはメトロポリタン美術館のアートコレクションの徹底した記録を開始した。
Erastus Dow Palmerによる「Indian Girl, or The Dawn of Christianity」
写真著作権:The MET
3Dプリント用に一般に提供される「Indian Girl」のデジタルマップ
Adam1mcによって3DプリントされたPalmerの彫刻
左:Balthasar Permoserによる「Marsyas」1680-85年頃
右: Jon Monaghanによって複製された「Marsyas」
上:(左) Jacques Sarazinによる「Leda and The Swan」、1640–50年頃;(右)Balthasar Permoserによる「Marsyas」、1680-85年頃
下:(左)アーティストによって作成されたデジタルマップ;(右)Jon Monaghanによる「Marsyas」と「Leda and The Swan」の完成したリミックス
Monaghanの古典的な彫刻作品のリミックスのバーチャルビジュアリゼーション
制作前の「Marsyas」と「Leda and The Swan」のデジタルイメージ
上:(左)Balthasar Permoserによる「Marsyas」、1680-85年頃;(右)Ippolito Buzioによる「Luisa Deti」、1604年作
下:Jon Monaghanによって制作された「Marsyas」と「Luisa Deti」のリミックス
via thingiverse / the creators project
※一部敬称略