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Philippe Starckのデザインした電気自動車「V+ Volteis」

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Philippe Starck氏のデザインによる「V+ Volteis」

フランスの電気自動車メーカー、Volteisとのコラボレーションでフランス人デザイナーのPhilippe Starck氏がデザインした電気自動車「V+ Volteis」がGeneva Motor Show2012にて発表されました。

「less and more」のデザイン哲学のもとに、この1600ポンドの車はほぼ全体をアルミニウムで構成されており、フロントガラス及び布製ルーフ付きのドア無しで、籐製のダッシュボードと収納ユニットはアウトドア家具メーカーのDedonが制作したシートフレームと共に構成されています。「今の車はうるさいし、汚い、それに反社会的でマゾヒスティックだ。しかも人々に最悪の事態を引き子起こす。」とStarck氏の自動車の現状に対する不満から「V+ Volteis」は生まれました。

11.5kWhの電池パックによる4kW のエンジンの駆動力を備え、最高時速64km、1回の充電で約60kmの走行が可能です。現在の電気自動車エンジニアリング方式からトレーリングアーム式リアサスペンション及び滑らかな加速及び安全な減速用のディスクブレーキの技術が採用されています。通常の220Vの電源から2時間で電池の50%が充電可能で、6時間でフル充電。

限定生産されているこの自動車はフランスを始め世界各地の15店舗にて40,000米ドルで販売予定です。Starck氏の想定ではこの車は主にリゾート地、レストラン、ホテルなどで接客用として使用されるだろうとのことです。


斜めから見たところ


斜め後ろから見たところ


内部、ダッシュボード<

骨組みだけのデザインは同様にインテリアも独特なものに特徴づけ、唯一の制御装置はステアリングホイールの速度と電池の残量を示すゲージメーターのみです。


フロントガラス


色のバリエーション


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