トラフ建築設計事務所とビジュアルデザインスタジオのWOWが、立体スクリーンが光のコントラストと循環を描くマルチカラーの編集映像を映し出すキャノンのエキシビション「NEOREAL」のために825平方メートルに及ぶ空間のデザインを担当する。
ミラノデザインウィーク2011の一部として過去連続3年間関わってたキャノン株式会社 は今年4回目の参加機会を得て、「新しい感性の世界」を表すエキシビション「NEOREAL」を発表します。今年は会場であるスーパースタジオpiù のアートポイントの825平方メートルの空間に、トラフ建築設計事務所が「Light Loom(光の織機)」という無数の水糸(太さ0.5mm/長さ16m)の束を用いて立体スクリーンを構成します。スクリーン上ではビジュアルデザインスタジオ、WOWが作るマルチカラーの光のイメージ表現で構成される映像の「Circle of Light(光の循環)」が投影されます。
WOWの映像コンセプトでは毎秒、昼から夜へ、また夜から昼へ、さらに一年の四季を通じて絶えず変化する光を描き出します。「Circle of Light」は我々の生活の中に存在する光の美しさや迫力、そのエネルギーと平穏性に着目した連続的に輝く映像であり、空間内に光の循環を生み出します。
このインスタレーションは全部で20機のキャノンプロジェクターによって構成されます。中には空間のどんな場所からも投影できるキヤノンの開発したLCOS (反射型液晶パネル) 技術を導入したWUX10 markII も含まれます。上映される映像はEOS 5D デジタル SLR カメラや iVIS HF M41 デジタルビデオカムコーダーなどの機材を用いて制作されました。
5D デジタル SLR カメラや iVIS HF M41 デジタルビデオカムコーダーなどの機材を用いて制作されました。