“オオカミ男”(ハイブリッド人間)
2010
130 × 240 × 180センチメートル
韓国人アーティストのジ・ヨンホが中古タイヤをリサイクルして制作した、人間と動物のハイブリッドな彫刻が圧倒されてしまう程凄い仕上がり。
製作には、古いリサイクルのタイヤ断片が用いられております。軟らかく、皮膚や筋肉に似たところがあると、タイヤを好んで使用するそうです。鋼、木材、または発泡スチロールのフレームを作成し、その上に合成樹脂で覆われています。
彼はアートにおいてダーウィンの進化論遺伝子組み換え生物を参考にしているようです。作品では肉食性、草食、雑食性の動物、節足動物、魚、雑種の動物、ハイブリッド人間、人間の8つの進化を彫刻で表しています。
韓国の大きな山のふもとで育った彼は、家族が使っていたジープの車輪や、祖母が育てていた牛や他の家畜などの子供の頃の農村風景の記憶に基づいて、材料のテーマとしてタイヤを使っているのです。また、リサイクルされた材料を介して、自然への人間の責任などを表しているそうです。
“男1”(人間)
2011
90 × 100 × 180センチメートル
男1'、サイドビュー
"雄牛の男4'(ハイブリッド人間)
2010
100 × 150 x 200センチメートル
'horse man 2' (hybrid human)
"馬の男2'(ハイブリッド人間)
2011
150 × 150 × 200センチメートル
"鹿の女性2'(ハイブリッド人間)
2009
43 × 75 × 155センチメートル
'shark 13' (fish)
"サメ13'(魚)
2011
240 × 130 × 110センチメートル
"ゼブラヘッド11'(草食動物)
2010
105 × 52 × 90センチメートル