Judith Klausner氏による「Mini Oreo Cameo #1」
写真撮影:Steve Pomeroy氏、Klausner氏の好意により借用
アメリカ人アーティストJudith Klausner氏が、自身のアートシリーズ「From Scratch」の一部として「Oreo Cameo」を制作しました。オレオのサンドイッチクッキーにはさまっているクリームでビクトリ女王時代の人物を形どったこのミニチュア肖像コレクションは、現代と歴史上の性的役割の比較を分析するものです。懐古的な感傷行為ではありませんが、これらの描写は全く何もないところから一日三回の食事を作り出してした献身的な女性たちを讃えるものであり、労働集約的な過去の台所事情を知るだけであった人々に対する頌詩なのです。
アーティストからの説明:
「家庭料理は再び人気が出て来ています。このような傾向において過去を感傷的に解釈することは非常に興味深いものです。しかし、加工食品の存在によって私たちはキャリアを追求したり、新技術を開発したり、創造のために時間を使うことが可能になりました。日々食卓にのぼる食べ物は、以前よりおいしくないかもしません。もしかして体に害があるかもしれません。しかし一歩下がって今まで行なわれてきた引き換え行為や、私たちが獲得してきたものを過小評価するべきではないことを認識することはとても重要です。」
「Oreo Cameo #9」
「Oreo Cameo #8」
「Oreo Cameo #7」
「Oreo Cameo #6」
「Oreo Cameo #5」
「Oreo Cameo #4」
「Oreo Cameo #3」
「Oreo Cameo #2」
「Oreo Cameo #1」