‘vinylize’のメガネは、ハンガリーのtipton eyeworksにてハンドメイドで製作されている。ザッカリー・ティプトンは、メガネ・フレームに用いる新しい素材を探し求めていたところ、父親の古いレコード・コレクションに遭遇し、レコードを新しい形で活用するアイデアを思いつく。最初のコレクションは、ブダペストのフリーマーケットで見付けたコミュニスト・レコードのもの。半世紀も前のレコードでも、まだ聞くことは出来たが、熱による影響を避けるために生分解可能なセルロース・アセテートを用いて加工。チームによる何年もの試行錯誤の結果、最も長持ちするプラスチック製品にひとつであるレコードをメガネという形にすることに成功した。
なぜvinylizeのフレームは日光を浴びても溶けないのか?
映像 zack vinylaskey
‘vinylize’は、リサイクル素材を使って質の良いメガネを作ることを信念に設立。古いレコードを用いたコレクションによって、さらに個性が際立つことになる。フレームは大ぶりで、太く、荒削り。そして、そこに刻まれた溝がデザインの重大要素である。このプロジェクトは、リユーズやリサイクルを推進する。
vinylize toney
レコードの溝
アセテートとビニールによるラミネーション
ハンドメイド
切取り部分
ケース
vinyl=glasses