壁に沈みこむような印象を与える作品「wairs」は、工業デザイナー nikos tsoumanis がリサイクルの椅子を半分に切断して壁に取り付けたものである。椅子の足が上を向き、洋服などを掛けるフックとなり、座面は鍵や財布などの小物を置く場所になる。これには、中古の椅子が使われるため、同じものは2つとない。このインスタレーションは、椅子を遊び心溢れる様々なポジションやアングルで用いることにより、壁に椅子が埋まっているような雰囲気を創出する。このインスタレーション要素を伴う収納は、モノを置くだけでなく、部屋のアクセントにもなっている。
中古の椅子が壁に埋められる
逆向きになった椅子には、洋服などを掛けられる
座面には、小物を収納
「wairs(ウエアス)」は、椅子が壁に埋まっているような印象を与える
この遊び心溢れる収納は、上向きに様々な角度で設置すること