MAD Architectsの手がけた中国、湖州の「シェラトン湖州温泉リゾート」
写真提供:Weibo
中国に拠点を置くシェラトンホテルチェーンは2103年に積極的な事業拡大を計画しており、アジアパシフィックエリアに新たに30のホテル、アフリカ及び中東に4つのホテルをオープンする予定だ。そのうち15のホテルは年内中に中国国内にオープン。中でも北京に拠点を置く建築家、Ma Yansong率いるMAD Architectsの設計した「シェラトン湖州温泉リゾート」はおそらく最も目を引くプロジェクトだろう。太湖の南岸に建ち、フロアが積み重なって形成する輪形が印象的だ。75エーカーの敷地に計画された100m強の高さ、全幅116mのこのホテルは、40室のスイート、37戸のヴィラ、特別室を含む321室が計画され、延べ床面積は95000㎡。またその投資額は約15億ドルにものぼる。理想的な親水デザインを目指すべく、全室からの湖の眺め、自然光と自然換気を確保している。夜に建物の外殻に設置されたLED照明システムが生み出すカラフルで活気に富んだ質感とパターンが、水面に反射する。
MAD Architectsが手がける中国、湖州の「シェラトン湖州温泉リゾート」
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太湖からの眺め
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ホテルとその周辺
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ロビー及びレセプションの入る建物
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外殻に照らし出される様々な照明のパターン
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様々な色とパターンによって光り輝くエクステリア
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コンセプトのレンダリングイメージ
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