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DUSアーキテクツによる3D プリンターパビリオン「kamermaker」

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アムステルダムにDUSアーキテクツが造った「Kamermaker」
写真提供:DUSアーキテクツ

アムステルダムの中心部にオランダの建築事務所、DUSアーキテクツによる世界初の3Dプリンターパビリオンがオープンした。オランダ語で「ルームメーカー」を意味する「Kamermaker」は、6mの長さをもつコンテナを利用して造られた。この可動式ユニット部分は2.2m四方、3.5mの高さの小さな個室サイズほどの大きさだ。パビリオンの中に設置された印刷機は、このパビリオンと同じ大きさのモノまで出力できる。

周囲の風景が映るステンレスの外観はその環境と溶け合う。グリッド状に設けられた孔に小型の風車が突き刺さっており、将来的な試みと研究のためのエネルギー生産を意図している。また3Dプリントされたオブジェクトは暗闇で発光するPLAというプラスチック製フィラメントで作られる。


ガレージ式のドアが開いていよいよ仕事開始
ドアが閉まるとミラーボックスになる
写真提供:Faberashery


ファサードに設けられたグリッド状の孔にはエネルギー生産のための小型風車が取り付けられる予定
写真提供;Faberashery


小型風車
写真提供;Faberashery


周囲の環境が映るステンレス製の外壁


空間いっぱいの3Dプリンター


大きなスケールの作品


プリンターに注入される原料


パビリオン内の3Dプリンター
写真提供;Faberashery


3Dプリンター
写真提供;Faberashery


プリンターと台を上から見たところ
写真提供;Faberashery


オープニングセレモニー


風景に馴染んだパビリオン


展示されたプリンターの縮小模型


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