「LEDキャンドルシャンデリア」、ミラノデザインウィーク2012のエキシビションにて2012
写真著作権はdesignboomに帰属
ミラノデザインウィーク2012でロンドンを拠点に活躍するドイツ生まれのニューメディアデザイナー、Moritz Waldemeyer氏が空間全体に散在するろうそくのように糸に繋がれたシャンデリアとして柔らかな光を醸し出す「LEDキャンドル」を発表した。
各「キャンドル」は特別に生産された250のLEDパネル及び回路で構成された単体ユニット。waldemeyer氏の説明によるとこの「キャンドル」は実際のろうそくの「炎」の様子をビデオ撮影した映像をもとにプログラムしたもので、その動く像をピクセルデータにまず変換し、炎の動きを反映するためにそれぞれの独立したLEDをコード化する作業をソフトウェアエンジニアと共同で行い、非常にリアルな表現に至ったということだ。少し離れたところもしくは暗闇では、ピクセルがお互いに溶け合い、照明器具の上部が消失したように見える。そして架空の炎だけが現れ、ろうそくのような形のてっぺんでちらちらと微かな光を放つ。
このプロジェクトはミラノデザインウィーク2012にてSpazio Kriziaで展示されたIngo Maure氏による「A Dozen Red Things」の一部として公開された。
架空の炎の輝きを近くで見たところ
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シャンデリア全体のイメージ
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シャンデリアの作品と一緒に写るデザイナーのMortiz Waldemeyer氏
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