デザイナーの小泉忍氏が16個のカチカチと音をたてる時計のついた石の椅子を制作した。
小泉忍氏による「Eternal」
デザイナーの小泉忍氏が16個のカチカチと音をたてる時計のついた石の椅子を制作しました。氏の作品は変化と衰退という断続的な状態にある世界における一貫性の概念に訴えかけています。暗闇の中で光る16個の時計が埋め込まれ、花崗岩の小片とエポキシ樹脂でその有機的形態の表面が覆われた「Eternal」は不朽の椅子として機能するようにデザインされました。これらの時計容易に認識可能なやり方で時を告げるものではなく、秒針のみがついた時間の流れを強調するための装置なのです。
無数の花崗岩小片がエポキシ樹脂によって固められ椅子を形成する
16個の時計が花崗岩の椅子に埋め込まれている
暗闇で時計が発光塗料によって緑色の光を放つ
様々な表情の石の椅子
「Eternal」は時の流れを刻む
これは読者が自らの作品の発表の機会が得られる「DIY submissions」に送られて来たプロジェクトの記事です。