これはノルウェーの建築事務所、Superunionアーキテクツによるイスタンブール防災教育センターのコンペの応募案である。
Superunion アーキテクツによる案「イスタンブール防災教育センター」、トルコ、イスタンブール
全ての写真はSuperunionアーキテクツから借用
これはノルウェーの建築事務所、Superunionアーキテクツによるイスタンブール防災教育センターのコンペの応募案で、市街地と空港の間にあるこの敷地は歴史的にも現在においても特に重要な性格をもつ場所ではありません。そしてこの応募案の平面的な外観は、この建築事務所がアートに近い建物を設計するに至った定義や地域性に欠けているように評価されました。
建物は柱及び階段そして建物の正面側を支える彫像によって、地面から持ち上がっている
Lee Lawrieによる彫像「アトラス」とおぼしき金色の男性の彫像を含む様々なエレメントでこの暗色の水平形態は地面から持ち上げられており、人類及び集合的科学の維持の重要性を表現しています。浮遊するモノリスは知識を封じ込め、将来起こりうる災害を防ぐために必要とするものを記憶しているのです。
建物の下部には一般利用できる公園がコミュニティスペースとして機能します。建物による日影が涼しいシェルターを作る一方、庭園は植栽と噴水によって周囲の空間に自然的要素をもたらします。
地上から建物を見たところ
中間階まで噴き出す噴水
インテリア
建物の模型
敷地図
平面図/ 地上階
平面図 / 2階及び3階
断面図
室内計画のダイアグラム
模型の鳥瞰図
プロジェクト情報:
種別: 国際コンペ( 2011年)
機能: 防災教育センター
建物面積: 5 000m2
敷地面積: 27 000m2
所在地: トルコ、イスタンブール
施主: イスタンブール都市機構
チーム: Johanne Borthne, Vilhelm Christensen, Pål Arnulf Trodahl, Bjørn Andreassen(敬称略)