ロンドンを拠点に活躍するグラフィックデザイナーのKaty Beveridge氏が、紙の切り抜き細工を自転車の車輪に組み込んでゾーエトロープ(複数の静止画が回転することであたかも動いているように見せる回転装置)を制作した。
Katy Beveridge氏が紙の切り抜き細工を自転車の車輪の内側に固定して、その回転によってアニメーションを制作した
ロンドンを拠点に活躍するグラフィックデザイナーのKaty Beveridge氏が、紙の切り抜き細工を自転車の車輪に組み込んでゾーエトロープ(複数の静止画が回転することであたかも動いているように見せる回転装置)を制作しました。
興味深いことに、このゾーエトロープ的現象は映像でしか捕らえることができません。つまり車輪の回転は肉眼にはあまりにも早過ぎて、ぼやけて見えてしまうのです。しかしひとコマひとコマ捕らえられるBeveridge氏の雪片のようなデザインは、歯車の上下運動、増大するプリューム、その他の抽象的な形態を連想させるような魅力的な動画の視覚効果を生み出します。
自転車によるゾーエトロープのビデオフィルム
切り抜き細工が組み込まれた自転車
車輪の様子
タイヤに沿って設置された動くイメージを撮影した初期のビデオThenextwebより