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森万里子作品Adobeミュージアム上にて11月公開

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森万里子「ピュアランド」1998
all images courtesy of the adobe museum of digital media / mariko mori

Adobeデジタルメディアミュージアムでは、「七つの光の湾への旅路」(原題:journey to seven light bay)と題した日本人アーティスト森万里子の展覧会を開催します。この展覧会はadobeミュージアムの2010年10月の開館以来4番目の展示となり、ニューヨークのバードカレッジオブアートのキュレーションスタディセンターでエグゼクティブを務めるトム・イークル氏がキュレイションを手掛けました。

 

この展覧会では森は、長年関心を傾けてきたデジタル時代における自然とスピリチュアリズムとテクノロジーの融合を探求しています。また、作家の制作の過程に着眼し、沖縄の沿岸沿いに建設中の、新作「プライマルリズム」という体験型プロジェクトのデジタルリアクションを提示します。

 

Adobeミュージアム上のアトリウム部分では、成長していく白い球体「ティーダ・ドーム」を展示します。この展示のために開発された作品「ティーダ・ドーム」は、太陽の光をある角度から反射する構造の有史以前から沖縄にある洞窟から影響を受けており、このデジタルインスタレーションの入り口付近に展示されます。展覧会への訪問者が空間に入るとともに、展覧会を通してデジタルとヴァーチャルな光の体験をし、同時に体感型プロジェクトの別の側面をも疑似体験します。体感型プロジェクトは日本に建てられた作品である「太陽柱」と「月の石」から成り、相互に太陽と月の自然なリ ズムへのソーラーモニュメントとして機能し、また冬至の日の天体の軌道と合致します。この「プライマルリズム」の展示は日本で「太陽柱」の完成する12月22日にオープンします。

 

この展覧会内の「旅路」を通して訪問者は森万里子からの「プライマルリズム」や過去の作品に対するコメントを聞けます。森の作品は自然とテクノロジーの交差に長期に亘り影響を受けてきました。「自然と再度繋がるために、現代の生活に古代の文化を取り入れたい」と作家は語っています。

 

「七つの光の湾への旅路」展は、2011年11月9日東部標準時刻 午前12時1分より配信が開始します。

この展覧会の宣伝はここからご覧ください。


森万里子「深遠な宇宙(愛のエントロピー)」1997


「七つの光の湾への旅路」イメージ写真


森万里子「トランスサークル」2004


森万里子 「UFOウエーブ」1999-2003


森万里子「ワンネス」2002-2003


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