アメリカ人プロダクトデザイナーJon Salerno氏が概念化した「Habitat」は、直感的に我々の技術活用をドッキングさせるアイデアから始まり、持続不可能な「住」と「移動」の問題の解決策として応用されている。
Jon Salerno氏によるLiving/Commuting(住/移動)のためのコンセプト「Habitat」
「Habitat」の基礎構造は100平方フィートの立方体の外殻と32平方フィートの電気自動車からなり、個別(小型住居と自動車として)に利用したり、もしくは132平方フィートのマルチレベルな居住空間として一緒に使用することも可能でです。ただ自動車が住居にドッキングしている場合は、小さなリビングルームを形成するために互いの正面を回転させることができます。
太陽熱及び風力エネルギーを利用するこの2つの構造体は、居住構造体の屋根に設置された調整可能なソーラーパネルによってそれぞれがエネルギーを蓄え、お互いに供給します。
立方体住居の構成を表したダイアグラム
「Habitat」自動車の4席は運転用に使われる時、前方を向いているが、ドッキングしている間は回転することによってリビングおよび社交の場に加えられる
ソーラーパネルと風力エネルギーそして燃料電池を最大限に利用する構造体間のエネルギー共有のコンセプトダイアグラム
個別に構造体(上)を利用する場合と単体のリビングスペース(下)として利用する場合を表した「Habitat」のコンセプトダイアグラム