Stanisław Płoski氏のデザインによる「Bonobo」
掲載写真はStanisław Płoski氏の好意により借用
ワルシャワに拠点を置くデザイナーStanisław Płoski氏が都会のサイクリストのために曲げたプライウッドで自転車「Bonobo」を制作しました。先日行なわれたDMY berlin 2011にて「Perspective」エキシビションの一作品として発表されたこの自転車は、補整された単なる合成木版からできている強靭で軽量なフレームが特徴的です。気取らない職人の特色とテクノロジーの釣り合いをうまく取っているこのデザインは、なめらかで快適な乗り心地を考慮しながら、本来の素材の特性を利用しています。
側面
体型に合わせたラインと引き立つ色が、従来の典型的な自転車の再解釈を求めるインパクトのあるグラフィック的な美しさをこの製品に添えています。
ハンドルバーのディテール
そのシンプルさを理由に選択された機能的な部品はほとんどユーザーの注意を必要としません。シングルギアのドライブトレインと安全な油圧ディスクブレーキはほぼメインテナンスフリーで、使用者のニーズによってインターナルギアハブもしくはベルト式ドライブトレインと交換することが可能です。
wheel details 車輪のディテール
チェーンとペダル
フレームを曲げる作業
フレームの構成
やすりをかけているところ
成型
フレームと部品
プロトタイプ