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マルセル・ワンダースは、アムステルダムのステデリック美術館における個展‘pinned up’にて、軽い椅子「カーボン・バルーン・チェア」を含む数々の作品とデザインを発表した。ヨーロッパで初めてお目見えしたこの椅子は、世界で最も軽い椅子を創るというチャレンジのもと、カーボンとエポキシ樹脂を使って制作。重さは800グラムあまりで、風船に圧搾空気を入れ、仕上げに樹脂で固めるというハンドメイド作品。‘pinned up’は、このような新作を含む400種類ものデザインが集結し、マルセル・ワンダースの個展としては最大級の展示会である。開催期間は、2014年6月15日まで。
「カーボン・バルーン・チェア」は、試験的な作品ばかりを扱うマルセル・ワンダースのレーベルから限定発売中。
カーボンとエポキシ樹脂を使用
重さ800グラムあまりのこの椅子は、1998年のKnotted Chairを思い出させる
風船に圧搾空気を入れ、仕上げに樹脂で固めるというハンドメイド作品