マイアミのデザイン地区にデビット・リンチによるパリのナイトクラブ‘silencio’が今年も出現。このイベントは、ファレル・ウィリアムズと村上隆によるアート・バーゼル・マイアミビーチで最もあついパーティとなった。村上は、彼の作品をコスチュームにした姿で踊り、ファレルがステージに上がって彼のヒット曲‘happy’や robin thickeの‘blurred lines’、 daft punkの‘get luckyのパフォーマンスの頃には、designboomだけでなく、会場全体が熱気に包まれた。
ファレルのパフォーマンス
画像 © designboom
ファレルの’ happy’ iamOTHER
パーティには、著名なコレクターやギャラリスト、ミュージシャンのショーン・ディディ・コムズ、アーティストのダミアン・ファーストやシェパード・フェアリーといった有名人も参加した。音楽は、ファレルによるキュレーションにて、70年代のポストファンクからR&B、80年代ディスコを選曲。DJには、DJ mike、DJ DZA、DJ paze rockが選ばれた。映像は、VJ Manabuによる村上隆の過去10年の作品の数々。古い作品の中には、2003年の66 roppongi hillsの広告や2004年のkaikai kikiによるアニメーションやいのちくんのコマーシャル、2013年の映画‘めめめのくらげ’や‘めめめの音頭’などが含まれた。このパーティは、マイアミ・デザイン地区とsamsung Ultra HD TVの協賛で実現した。
ファレル・ウイリアムス
ファレルとディディ
村上隆
村上隆は、世界的な日本人アーティストで、2013年の初めに映画‘jellyfish eyes’ (めめめのくらげ)を発表。2011年の福島原発事故後の家族についてのストーリーで、サイエンス・フィクションとCGのモンスターが登場する。
めめめのくらげ 2013
画像 kaohsiung film festival
村上隆とクレイグ・ロビンス(craig robins:dacra developmentのCEOならびにマイアミ・デザイン地区の創設者)
ルディ・メロンと ダミアン・ハースト