画像 electroninks
近い未来、メーカーやハッカーは、‘サーキット・スクライブ(circuit scribe)‘ という通電インクを用いたボールペンを使って、メモをするように電気回路を書くことが出来るようになる。イリノイ大学博士課程の研究生が開発したドローイング・キットは、コイン電池とクリップ、LEDといった身の回りのものを使って簡単に電気回路を作ったり、オープンソース・ハードウェアといった様々な専門機器を用いた複雑なアイテムを作ることを可能にした。‘サーキット・スクライブ’は同類の通電インクとは異なり、適切量のインクが出るように精密に設計されており、 50-100 milliohms / square / milといった厳密な伝導度まで達成した。
サーキットスクライブ(circuit scribe)は、キックスターターで資金調達中
circuit scribe: draw circuits instantly
STEM エデュケーション: ‘サーキット・スクライブ’は、学習のためのプロジェクトとして誕生。子どもたちがノート上で回路やスイッチを構築できるように。
オープンソース・ハードウェア: ‘サーキット・スクライブ’をアルドゥイーノやメイキーメイキーなどと掛け合わせた展開。
電子部品を描いた回路図にそのまま導入できるため、スケッチがプロトタイプになる。