繊細な紙のパネルを用いて創られた、上海を中心に活躍するスーパー・ネイチャー・デザインによる花壇は、上海のréelで開催されたペーパー・インフィニット・エキシビションで特集された。この作品は、何層もの円形のパネルが中心の白い蘭を囲んでいる。複雑にカットされたパターンは、パネルに一定の透過性を持たせ、花壇に奥深さを与えている。370gsmのアイボリー色の紙をCNCという機械を使ってダイカットし、自立性を持たせるためにトリミングを施した。
このパネルが周りの床に落とす影には、紙のパターンがくっきりと表れ、自然と花壇全体と交わっている。
この展示会は、antalis (www.antaliscn.com)という中国でクリエイティブな紙を扱う大手企業によって企画され、2013年の7月10日まで上海のréelで開催されていたものである。
この作品は、紙で出来た円形レイヤーの重なり合いである
紙のパネルは中心の白い蘭を囲みこむ
周りに落とす影のパターン
周りに落とす影のパターン
CNCを使ってダイカットされた紙のパネル(詳細)
切り抜かれたパネルは、透明感と奥行きを与える
パネルの一部
ダイカットを行う様子
この作品は、花壇というコンセプトがベースになっている
設計図(サイズ)
3D レンダリング