ドイツ・ミュンヘンの近現代アート美術館ピナコテーク・デア・モデルネの文化施設改装工事中に(2013年2月-9月)、臨時展示スペースとして作られた、j. mayer h. architectsによる'schaustelle'という仮のパビリオンが、美術館の4つのコレクションを収納した。建築工事で使われる足場そのものを利用し、実験的作品の展示セクションを増設した'schaustelle'は、既存の建物を覆うような構造になっており、来場者はそれらを通りぬける形で作品や周りの景色を楽しんだ。この臨時施設は、美術館運営とシンクタンクのための施設増築を完成させるという政治的シグナルとしての意味もある。
'schaustelle'のコンセプトについてはこちら
臨時展示用パビリオンは、建築用の足場そのものを使っている
画像: j. mayer h. architects
このパビリオンは、既存の施設を覆う形で作られている
画像:j. mayer h. architects
来場者は、広いプラットフォームを抜けながら、景色を眺めることもできる
画像: j. mayer h. architects
ベンチが足場から吊るされる
画像: markus lanz
上からの眺め
画像: j. mayer h. architects
上からの眺め2
画像: j. mayer h. architects
入り口付近
画像:markus lanz
エントランス
画像:architektur museum TUM
実験的作品の展示スペースとしても活用
画像:dennis bangert
夜のパビリオン
画像:dennis bangert
夜のパビリオン2
画像: dennis bangert