曲線状シェルの組み合わせで作られたSHJworksのヴェルヴェット・ステートは、デンマークのロスキルド・フェスティバル2013で採用された屋外用パビリオン。このイベントは1972年から、音楽とアートの国際的な文化振興に積極的である。制作は、アーティストと建築家が共同で行われた。794平米あるスペースは、5つの楽屋と「リング」「リッジ」「リアクター」「バーン」などの12の部屋で構成される。そして、中央に設置されるのが、デンマークのfiction pimpsやイギリスのcollective unconsciousといったクリエイティブ・パートナーによる表現の場となる。二分化するステージは、世界的なアーティストによるパフォーマンスを行う場所というだけでなく、比喩的な意味合いでの新しい体験への入り口である。
スペースには、パフォーマンスを行うアーティストの意向が採用された
画像:lasse ryberg
ステートは、7つの要素で構成される(写真は「リッジ」の部分)
画像: simon hjermind jensen
メインのパフォーマンスは、中庭で開催
画像: christian böcker sörensen
ドーム状のステージは、ミュージック・パフォーマンスに使われる
画像:simon hjermind jensen
夜にはステージがライトアップされ、隠されていた模様が現れる
画像:christian böcker sörensen
ロスキルド・ファンデーションは、過去30年間において、ほぼすべての収益をチャリティに寄付している
画像: christian böcker sörensen