シンガポール国立大学のヒューマンコンピューター・インタラクション・ラボラトリのチームによって創られた「Sand Canvas」はサンドアニメーションを再現するデジタル式手法を提供する。
「Sand Canvas」はデジタル・サンド・アニメーションのインターフェース
シンガポール国立大学のヒューマンコンピューター・インタラクション・ラボラトリのチームによって創られた「Sand Canvas」はサンドアニメーションを再現するデジタル式手法を提供します。この伝統的なアートはアーチストが砂の上にイメージを描き、絶えずそれらのイメージを変えながら物語を語り、その結果連続するアニメーションが作成されるパフォーマンスシアターの分野の一つです。
「Sand Canvas」はプログラムに付随的なデジタル性能を組み込むことで、典型的なサンドアニメーションの枠を超えて進化させたものです。作品を保存したり再現する性能に加えて、このソフトウェアはサンドアニメーションとビデオの組み合わせ、そしてアニメーションを記録したり他の場所および時間枠にアニメーションを貼付けたりしながら、自由な形式のハンドジェスチャーの反復を可能にします。実際のサンドアニメーション・テーブルより携帯性の優れた「Sand Canvas」はまた
砂上に形象表現を模倣したり、カップの中に砂を注ぐ効果のような素材の特徴的な行動をモデリングするジェスチャー的なインプットを理解するという精密さをもつ類似したデザインプログラムとも異なります。
現在プロトタイププロジェクトとしての「Sand Canvas」はそのインターアクティブ・コンポーネント用にオープンフレームワークスを利用してC++言語で書かれています。
「Sand Canvas」はヒューマンコンピューター・インタラクションに関する国際会議CHI 2011にて発表されました。
プロジェクトのビデオによるデモンストレーション
サンドアニメーションのスクリーンショット例
このプログラムではブックグラウンドとして異なるイメージやビデオを使用することができる
Infiniti Digital Art Competition
現在designboomはINFINITIとのコラボレーションで国際コンペの参加者を募っています。このコンペではヨーロッパ全域でインストール及び表示可能な壮観なもしくはインターアクティブなデジタルアート作品のデザインを求めています。専門家、学生、ビデオジョッキー、デザインが大好きな人等応募資格は自由で、世界中からの参加をお待ちしています。
参加登録は無料で2011年7月8日まで。
このコンペに関する詳しい情報または登録の仕方はこちらをクリックしてください。