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    デザイナーマルティ・ギセとシェフのアント・メラスニエミによる

    「ラピンクルタ ソーラーキッチンレストラン」

    まずはじめに、フィンランド料理界のカリスマ、Atelje Finneオーナーシェフのアント・メラスニエミ氏プロデュースしたソーラーキッチンレストラン「Lapin Kulta Solar Kitchen Restaurant(ラピンクルタ ソーラーキッチンレストラン)」をご紹介。

    このソーラーキッチンレストランは、スペインのフードデザイナーマルティ・ギゼ、フィンランドのシェフ アント・メラスニエミ、ラピン・クルタビールの3者がタッグを組んで実現したプロジェクトなのだそうです。

    「ラピンクルタ ソーラーキッチンレストラン」は、その名のとおり、太陽光を利用して調理したバーベキューなど、料理とビールを野外で楽しむ可動式レストラン。環境とガストロノミーの調和を実現した画期的なレストランです。ミラノトリエン ナーレでは世界中から集まったデザインピープルから大きな反響があったそうです。今後のフィンランド料理界の動向が楽しみですね。

    太陽の熱は案外料理の味と食感に影響を与えます。天気がいい日にはバーベキュー、天気が優れない日はサラダなど、レストランのメニューはその日の天候によって柔軟に決められます。

    調理前に空の状況を判断するメラス二エミ

    ソーラーパネルの詳細

    ソーラーパネルとメラスニエミ。調理中に撮影。


    「ラピンクルタ ソーラーキッチンレストラン」で楽しくディナーを頂く人々

    マルティ・ギセとアント・メラスニエミ

    説明:
    ソーラーキッチンは太陽光の代替エネルギーを使用することでよく知られています。しかし、料理をする時、ソーラーキッチンに関する技術的パラメータがどのように食品加工に影響するかはそれほど広く知られていません。熱は、食物全体にわたるので、料理の伝統的な方法よりレベルは高くないです。しかし時間は絶え間なく変化し、とても進歩的なのです。これらの2つの事実が完全に異なった味の経験を引き起こし驚異的で積極的な方法で加工調理済み食品の味と歯応えに影響します。太陽光を利用した時代の先端を行く未来型可動式レストランなのです。

    これまでに12箇所で開催された、「ラピンクルタ ソーラーキッチンレストラン」は春のミラノサローネデビューを皮きりに、この夏ヨーロッパを巡回中、旅するレストランです。


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    "アンドレア・シェニエ"のブレゲンツ音楽祭の湖上パフォーマンス。
    デビット・フィールディングによって設計された湖上のフローティングセット!

    毎年夏にオーストラリアのボーデン湖で開催される大規模なBregenz Festival(ブレゲンツ・フェスティバル)が今年もやってきました。毎年フェスティバルで注目を集めるのがオペラの舞台セット。今年も異常な程大掛かりで素晴らしい舞台セットが出来上りました!

    今年披露されるオペラはイタリアの作曲家ウンベルト・ジョルダーノによる全4幕のオペラAndrea Chenier(アンドレア・シェニエ)。舞台セットは巨大なシェニエがステージになっています。18世紀後半から19世紀前半にかけて活躍した新古典主義を代表するフランスの画家ジャック=ルイ・ダヴィッドが描いたフランス革命の指導者ジャン=ポール・マラーが自宅バスタブで刺殺されたシーンが選ばれ、制作風景も公開されていました。

    毎年20万人以上の人々がオーストラリアのボーデンゼー湖を訪れ、星空の下、大規模な湖上舞台のスペクタクルなオペラ公演を楽しんでいます。美しい湖畔の風景、ダイナミックな舞台装置、爽やかな夏の夜の情緒、最高レベルのオペラ・アンサンブルが相まって、ブレゲンツ音楽祭は訪れた人にとって忘れ難い体験となります。


    フランス革命の指導者ジャン=ポール・マラーの巨大な顔のセット
    image © bregenzer festspiele / karl forster


    詳細
    image © bregenzer festspiele / karl forster


    舞台上の巨大な本でのパフォーマンスは特殊な照明を使用。
    image © bregenzer festspiele / karl forster


    オーストリアのブレゲンツ湖上ステージの全景
    image © bregenzer festspiele / karl forster


    像の振り付けパフォーマンス
    image © bregenzer festspiele / karl forster


    リハーサル中のステージ
    image © bregenzer festspiele / karl forster


    パフォーマンス
    image © bregenzer festspiele / karl forster


    セット、ライト、彫刻、そして影が溶け込みひとつの作品に
    image © bregenzer festspiele / karl forster


    夜のステージは、フランス国旗を連想させる色で点灯
    image © bregenzer festspiele / karl forster


    image © bregenzer festspiele / karl forster

    image © bregenzer festspiele / karl forster

    丸い金色の鏡に吊り下げられたり、ステージから湖に飛び込んだりと、スペクタクルな演出
    image © bregenzer festspiele / karl forster


    image © bregenzer festspiele / karl forster

    ディレクター: keith warner
    セットデザイン: david fielding
    ライティングデザイン: davy cunningham
    カスタムデザイン: constance hoffman
    振り付け: lynne page
    音響: wolfgang fritz

    ゲスト指揮者ウルフ・シルマー、ルーク・バジレック、ベンジャミン・ペイント。
    演奏は、ウインナーの交響楽団、プラハ交響楽団合唱団、ブレゲンツフェスティバル合唱団。


    コンピュータを使ったセットの骨組みの3D完成予想図
    image © bregenz festival / simon wimmer


    セットの3D完成予想図
    image © bregenz festival / simon wimmer


    ジャン=ポール・マラーの数字を建設
    image © bregenz festival / dietmar mathis


    劇場セット建設中の眺め
    image © bregenz festival / dietmar mathis


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    ハンブルグのMS dockville音楽祭のために、EVOLは田舎のオープンフィールドの下にミニチュア都市を設置

    小さな領域の中で、さまざまな表現が可能な"ミニチュアアート"。独特の世界観や、シチュエーションを楽しんでいる方も多いと思います。しかし今回は、通 常のミニチュア作品とは少し異なる、人が通れるくらいビックサイズなミニチュアアート「Urban City Miniature」を紹介したいと思います。

    ドイツ、ハンブルクス活動するアーティストEVOLがステンシルを使い、この場所に存在し得ないリアリティに満ちた建物を作り上げました。この作品はMS Dockvilleという音楽・アートのフェスティバルの一環で制作されたもので、田園都市を思わす作品に仕上がっています。

    まるで地中に出現した、小人達の都市に入り込んだかのようなワクワク感を体感することができます。建物や人形等を実物に近いレイアウトで展開しリアルに見せていたミニチュア世界を、自分の目線で感じ取ることで、新しい世界観を見つけることができるかもしれませんね。

    夜景

    地上からの眺め


    詳細写真

    地下からの眺め

    建設場面

    基礎構造の取り付け

    壁を配置

    職場でのアーティスト

    建設中

    照明システムを設置


    スタジオでは、手前に見えるステンシルような過程で表面をプリントします。


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    香港アートセンタ-

    スペシャルエキシビション「フォスター+パートナーズ:建築アート」が2011年9月22日まで中国香港にある香港アートセンターにて展示会を行う。作家・評論家であるRichard Corkによるこのエクスビションは様々な有名なフォスター+パートナーズ、世界20カ国から277個のインフラ、都市開発、企業の歴史文化に関連するプロジェクトが展示されている。

    四世紀に渡って過去の様々な建築アート作品を現代の作品と比べいくと、生きていく上で人間が重要とするものが変わってきているのが分かるような気がする。

    過去のフォスタービルディングは所有者によって、デザインなどの価値が決められていた。しかし、今は環境問題や持続可能なものを作るように考えられており、所有者ではなく実際に使用する人々の視点から見て作られている。緑を多く使った作品が見られるのも、環境問題の事を配慮した上での結果ではないか。

    是非、過去の作品と比較しこの展示会を楽しんで頂ければと思います。


    ギャラリーのエントランス

    コンピュータ-の進化は、建築の世界にも様々な影響、可能性を与えた。しかし、建築作品の中では、まだ模型作りと絵を描くことはかかせない。この展示会では、建築作品が紙から実際の建築物として完成するまでの流れが分かる様な展示になっている。


    Reichstagの模型ディスプレイ ドイツ新議会(ベルリン、ドイツ1992-1999)

    Spencer de grey(スペンサー・デ・グレイ)フォスター+パートナーズのトップデザイナー兼パートナーは、この展示会が香港で行われる意味について話している。

    このシティー(香港)は日々進化していて、世界中のデザイナーに影響を与えている。Chek Lap空港、Kai Takクルーズターミナルや最近では西のKowloon地域の開発が注目を浴びている。斬新で、常に好奇心を表現した様な香港のデザインは、香港市内に歴史的な文化を残しつつ新しい文化を誕生させた。この展示会を香港で行うことは、「建築」について改めて多くの人々が考えるきっかけとなると思う。


    Reichstagの模型ディスプレイ ドイツ新議会(ベルリン、ドイツ1992-1999)


    ゲートヘッドモデル、イギリス1997-2004


    ゲートヘッドモデル、イギリス1997-2004


    ゲートヘッド・ステージ、イギリス 1997-2004


    ブリティッシュミュージアム・グレートコートモデル、ロンドン、イギリス 1994-2000


    スイスオフィスビルモデル


    スイスオフィスビルモデル、ロンドン、イギリス1997-2004


    スイスオフィスビルモデル、ロンドン、イギリス1997-2004


    オフィスビル、ニューヨーク、アメリカ 2001-2006


    ウェストノールーンサイトモデル、香港 2009


    ウェストノールーンサイトモデル、香港 2009


    ドレスデン駅モデル、ドレスデン、ドイツ


    北京国際空港モデル、北京、中国、2003-2008


    大学モデル、ベルリン、ドイツ


    ヨットモデル、2006-2010


    ヨットモデル、2006-2010


    carre d’art, nìmesフランス、1984-1993


    millau viaduct, gorges du tarn、フランス、1993-2005


    slussen masterplan、ストックホルム 2009


    アメリカスペースポート、ニューメキシコ、アメリカ 2007


    香港銀行、香港、1979-2006


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    森万里子「ピュアランド」1998
    all images courtesy of the adobe museum of digital media / mariko mori

    Adobeデジタルメディアミュージアムでは、「七つの光の湾への旅路」(原題:journey to seven light bay)と題した日本人アーティスト森万里子の展覧会を開催します。この展覧会はadobeミュージアムの2010年10月の開館以来4番目の展示となり、ニューヨークのバードカレッジオブアートのキュレーションスタディセンターでエグゼクティブを務めるトム・イークル氏がキュレイションを手掛けました。

     

    この展覧会では森は、長年関心を傾けてきたデジタル時代における自然とスピリチュアリズムとテクノロジーの融合を探求しています。また、作家の制作の過程に着眼し、沖縄の沿岸沿いに建設中の、新作「プライマルリズム」という体験型プロジェクトのデジタルリアクションを提示します。

     

    Adobeミュージアム上のアトリウム部分では、成長していく白い球体「ティーダ・ドーム」を展示します。この展示のために開発された作品「ティーダ・ドーム」は、太陽の光をある角度から反射する構造の有史以前から沖縄にある洞窟から影響を受けており、このデジタルインスタレーションの入り口付近に展示されます。展覧会への訪問者が空間に入るとともに、展覧会を通してデジタルとヴァーチャルな光の体験をし、同時に体感型プロジェクトの別の側面をも疑似体験します。体感型プロジェクトは日本に建てられた作品である「太陽柱」と「月の石」から成り、相互に太陽と月の自然なリ ズムへのソーラーモニュメントとして機能し、また冬至の日の天体の軌道と合致します。この「プライマルリズム」の展示は日本で「太陽柱」の完成する12月22日にオープンします。

     

    この展覧会内の「旅路」を通して訪問者は森万里子からの「プライマルリズム」や過去の作品に対するコメントを聞けます。森の作品は自然とテクノロジーの交差に長期に亘り影響を受けてきました。「自然と再度繋がるために、現代の生活に古代の文化を取り入れたい」と作家は語っています。

     

    「七つの光の湾への旅路」展は、2011年11月9日東部標準時刻 午前12時1分より配信が開始します。

    この展覧会の宣伝はここからご覧ください。


    森万里子「深遠な宇宙(愛のエントロピー)」1997


    「七つの光の湾への旅路」イメージ写真


    森万里子「トランスサークル」2004


    森万里子 「UFOウエーブ」1999-2003


    森万里子「ワンネス」2002-2003


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    香港のリッツカールトンホテル118階に位置するオゾンバーのインテリアデザインをワンダーウォールが手がけた。

    ワンダーウォールの設立者である片山正通氏が、バー、バーラウンジ、ロビーラウンジ、ダイニング、そしてタパスバーのどの部屋から入っても驚きと興奮できる場所を創り上げた。この空間は、「エデンの園の実験」というテーマのもとデザインされ、想像の世界における人工的な自然環境、広々としたコンポジション、細部の素材や仕上がりにいたるまでの動きなどが考慮されている。

    オゾンバーは世界で一番高いホテルである、香港のリッツカールトンホテル(正面左)の118階に位置する。

    images by nacása & partners inc


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    デューワ・ブレシンガー「ミラークリーナー」

    シャワーを浴びた後に浴室の鏡をのぞくと熱い蒸気で鏡が白くもっているという体験はみな身に覚えがあるだろう。そして仕方なく手やタオルを使ってくもった鏡の一部のみを拭いていることだろう。

    そこで、ドイツのデザイナー、デューワ・ブレシンガーは、吸盤による壁に取固定式のワイパー状の「ミラークリーナー」を考案した。シャワーやお風呂に入ったあとつやのある鏡の表面が蒸気で湿ったら、風車を回すようにぐるりとワイパーを手で回すだけで簡単にくもりが取れる。

    プラスチックとシリコン製のこの装置の大きさはわずか長さ36 x 幅 5.5 x 高さ4.5 cmであり、40 x 40 cmよりも大きなサイズの鏡を拭くのに適している。

    「ミラークリーナー」のデモストレーション

    パッケージ

    レンダリング

    「ミラークリーナー」の使い方説明図


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    マリ・カスリネン「小さな伝説のポップアイコン達」シリーズの一作、「私の小さなレディ・ガガ」
    all images © mari kasurinen

    フィンランド出身の27才のアーティスト、マリ・カスリネンは、子供用のポニーのおもちゃを使って、その体を色彩したり、切り刻んだり、髪形をスタイリングしたり、手作りの衣装やアクセサリーで飾ることによって、ポニーのおもちゃをポップカルチャーやフィクション上のスター達に見事に変身させてしまう。その作品は、著名人をカリカチュアした彫刻のようでもある。彼女の作品を観ることは、私だけの小さなお人形を子供時代に持っていた人たちにとっては、奇妙な子供の遊びと大人のエンターティメントが共存する世界と直面することになる。

    カスリンは説明する。
    「私は、何でも持ち物をカスタマイズすることが流行っているのに興味を持ったの。どうやって特別にあなたのためだけに物をつくらせることが出来るのか?クレジットカードさえも隣の家の人と同じデザインじゃ満足できないという人間は、自分に対してどんなイメージを抱いているのか。そして、自分が思う通りの外見をしたモノたちだけに囲まれていると安心するという事象は、社会的に何を意味するのかしら?」

    マリ・カスリネンの他の作品はサイトで閲覧可能。


    マリ・カスリネン 「私の小さなレディ・ガガ」側面

    マリ・カスリネン 「私の小さなレディ・ガガ」背面

    マリ・カスリネン 「私の小さなレディ・ガガ バージョン1」(2008)

    マリ・カスリネン  「私の小さなジャック・スパロウ」2008


    マリ・カスリネン   「私の小さなエドワード・シザーハンズ」2011

    span style="line-height: 13px; font-size: xx-small;">マリ・カスリネン 「私の小さなプリンセス・レラ」(2009)


    マリ・カスリネン   「私の小さなフリーダ・カーロ」

    マリ・カスリネン  「私の小さなマッドハッター」(2010)

    マリ・カスリネン  「私の小さなマッドハッター」(2010)背面

    マリ・カスリネン  「私の小さなマッドハッター」(2010)細部

    マリ・カスリネン  「私の小さなスプーク」(2009)


    マリ・カスリネン 「私の小さなデミアン・ハースト」(2011)

    マリ・カスリネン「私の小さなアイアンマン」(2011)

    マリ・カスリネン「私の小さなクトゥルフ」

    マリ・カスリネン「私の小さなエイリアン」

    マリ・カスリネン「私の小さなマリリンモンロー」(2009)

    マリ・カスリネン「私の小さなチューバッカ」


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    2011年9月26日から10月3日まで世界各地から様々な分野の人たちが北京における市の開催するデザインウィーク及び初の同時開催の北京国際デザイントリエンナーレ(10月17日まで開催)に集まった。


    Designboomチームが北京国際デザインウィーク2011の開幕前に現地入り、ライト・ショーに参加。
    写真著作権はDeignboomに帰属

    2011年9月26日から10月3日まで世界各地から様々な分野の人たちが北京における市の開催するデザインウィーク及び初の同時開催の北京国際デザイントリエンナーレ(10月17日まで開催)に集まりました。

    北京デザインウィークは、国際的なデザイナー、政治家、プレス及びメディア、そして中国人著名人などを迎え、様々なスピーチや最後にミレニウムモニュメントに投影されたライト・ショーを盛り込んだ最先端の開幕イベントによって幕開けしました。

    このデザインウィークによって多くの国際的デザイナー、ジャーナリスト及び来場者が北京を訪れ、普段あまり見ることのない急速に発展したコンテンポラリーな中国のデザインや建築の世界を一目見る機会を得ました。同様にこのイベントによって中国人クリエイターたちがより広範囲な観客を魅了し、彼らに自らの作品を発表する場を得たのです。市が主催する北京国際デザインウィークの開催地である空間や地区それ自身は、アートやデザインそして社会的な都市計画による歴史的な北京の急速な都市変化の影響に関する興味深い問いかけを提起しています。

    以下は今年のデザインウィークのいくつかのハイライトシーン:


    BJDW 2011の開幕式でミレニウムモニュメントに映し出されたライトショー
    image © designboom


    北京にある歴史的なDashilarの通りではデザインウィークのいくつものイベントが開催される
    image © designboom

    Dashilar

    歴史上かなり古い北京の商業中心地であるDashilar地区には北京国際デザインウィーク期間中、数々のポップアップショップやインスタレーションが設けられます。ほとんどのショップやインスタレーションは以前住宅あるいは店頭であった放置された廃屋に設置され、古いものと新しいものが交わる領域をこのエキシビションでは明白に表しています。例えば、北京のショップWuhaoは伝統的な茶屋をコンテンポラリーデザインのエキシビション「Wuhao @ the Teahouse」に変換させ、またKupaスタジオによる「Skylight Cafe」は屋根のない廃屋をポップアップレストランに改造することで生まれました。

    Dashilar地区全体は実際、Liang Jingyu氏が主宰する北京に拠点を置く建築事務所によって計画された長期プロジェクトの再開発の下にあります。Nicholas Hanna氏による「Water Calligraphy Device」などいくつかのエキシビションは伝統的な場所性とコンテンポラリーデザインの関係を明確に打ち出しています。その他、このエリアにとって重要なコンセプトである日常生活の有意性を展示したものもあります。BJDWのクリエイティブディレクターAric Chen氏が監修した「Silent Heroes」や「Lost and Found」はありふれた家庭用品に対する個人的な思い出を語っており、一方デザイナーのAb Rogers氏によって描かれた「A day in the life of Ernesto Bones」では架空の人物Ernesto Bonesの人生におけるある一日の話が、招待されたアーチストやシェフ、評論家やデザイナーたちによって一様の時間の設定でテキストとマルチメディアを利用した作品を通して語られます。

    さらにDesignboomが発信する北京Dashilar地区に関する記事を随時ご覧ください。


    Dashilar地区のTian Haiレストランで行なわれた「Wonder Water」ポップアップイベント
    image © designboom


    国立博物館での北京国際デザイントリエンナーレ

    初の北京国際デザイントリエンナーレが天安門広場の東側に建つ中国国立博物館にて開催されています。それぞれが「グットデザイン」というテーマを扱う5つのエキシビションホールに、テクノロジーと伝統、プロデューサーと製造者、理屈と感情の狭間にある関係のバランスの必要性に注目している国際的なデザインナーたちの作品が展示されています。「Rethinking Bamboo」エキシビションに注目するdesignboomからの初の北京国際デザイントリエンナーレに関する記事を随時ご覧下さい。


    北京の美術大学(CAFA)はデザイナーのPaul Cocksedge氏とNeville Brody氏によるトークならびに、当美術館(上の写真)におけるエキシビションを主催
    image © designboom

    751-D Park

    北京北東の751D-parkの産業地帯にあるかつてのガス発電所は、デザイン及び技術革新を模索する数々の国際エキシビションによってその進歩的遺産性を保持しています。北京服装学院、ケルンメディア美術大学、ニューヨークに拠点を置くパーソンズ美術大学の学生たちによる作品によってテクノロジーの活用を様々な分野を通して見ることができます。「Bamboo Innovations」では伝統的な材料の利用を研究する一方、オランダのDFA(デザイン、ファッション、建築)プログラムでは都市空間における生活の質を高めることに注目しています。また北京デザインウィーク2011の招待都市であるロンドンは、上海国際万博2010での英国パビリオンの制作に関するエキシビションと、英国をベースに活躍する中国人アーチストたちを賞賛する「UK China Art and Design Festival」というエキシビションと数々のワークショップを含むインスタレーションによって表現されます。


    Ullens Center for ContemporaryArt (UCCA)
    image © designboom


    北京798アート地区の通りに貼られたポスター、「BJDW / UCCA」における数々のデザイントークが紹介されている
    image © designboom

    Talks

    自らの作品に対する洞察、デザインプロセス、そして履歴などを題材に、イタリア人デザイナーStefano Giovannoni氏は「Stefano Giovannoniとその弟子たち」というトークを披露し、また有名英国デザイナーTom Dixon氏はシリーズの最終イベントとして「デザイン及び、デザインをしない方法」について語りました。ロンドンのV&A博物館のエキシビションキュレーターであるGhislaine Wood氏と学者のCatherine Mcdermott氏は「デザインを監修する」アプローチについて討論を交わし、またニューヨークのMOMAのシニアデザインキュレーターのPaola Antonelli氏は「デザインの新開拓者たち」という名のトークを主催しました。

    現代中国建築及び都市計画に非常に関連したテーマを反映して、写真家のJohn Gollings氏は「中国及びオーストラリアの未来都市を探求する」ことについて語りました。「BJDW / UCCA Talks」シリーズの一部としてアーチストのShoe (Niels Meulman氏)は氏自身が監修した「 Calligraffiti」の作品に関してトークを行ない、英国デザイナーAb Rogers氏は氏の事務所の作品「エモーショナルスペースとエンゲイジングオブジェクト」における重要なテーマを議論しました。

    「BJDW / UCCA」のためにdesignboomが企画したトークに関する記事をご覧下さい:「Contemporary Chinese Architecture from the Outside In」、プレビューはこちら。アート及び建築評論家のFang Zhenning氏と最も有名な現代中国人建築家のLiu Jiakun氏、MADアーキテクツのMa Yan Song氏、UrbanusのLiu Xiaodu氏、Pei Zhu氏及びWang Yun氏を迎えてのトークです。 

    「BJDW / UCCA Talks」とは別に、 北京中央美術学院(CAFA)が主催した2つのイベントでは英国人インダストリアルデザイナーPaul cocksedge氏、アメリカに拠点を置くタイポグラファー兼デザイナーのNeville Brody氏がそれぞれ英国大使館によって企画されたショートシリーズにおける各自の作品を派発表しました。


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    Decorkuznetsovによるランプ「Scarfty」

    ウクライナのデザイン事務所Decorkuznetsov (Valeriy Kuznetsov氏とEkaterina Kuznetsova氏が主宰) が暖かなニットウェアを思わせるランプをデザインしました。「Scarfty」というこのランプシリーズの基本型は、スチール製のボール型にペルー羊毛で編んだランプシェードを被せたものです。シリーズの中には小さな袖が特徴的なセーターの形をしたものもあります。各照明の色とりどりの羊毛で編んだシェードによって、室内に快適で暖かい照明効果を生み出します。


    かぎ針編みが印象的な「Scarfty」フロアランプ


    ディテール


    「scarfty」フロアランプ(白)


    ディテール


    小さな袖がかわいらしい「Scarfty」吊りランプ


    小さな袖がかわいらしい「Scarfty」吊りランプ


    別型のフロアランプ


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    カナダ文明博物館にて開催されたエキシビション「Japan: Tradition. Innovation」(日本:伝統。革新。)
    Jimmy Cohressen氏に帰属

    日本の建築事務所nendoカナダ文明博物館(the canadian museum of civilization)にて日本の現代デザインとテクノロジーに対する影響を讃えて最近開催されたエキシビション「Japan: Tradition. Innovation」の会場構成を担当しました。多くの技術革新がどのように過去の伝統に根付いているかを読み解いていくインスタレーションが行なわれました。このインスタレーションでは現代のアート、テクノロジー、そしてデザイン作品が江戸時代(1603-1867)の伝統的なアイテムの横に並べられることで、どのように昔のアイデアが現在の技術に取り込まれているかを対比させ、比較の対象としてマンガ本およびそれに属すもの、木版画、ポータブルな乗り物の特性を具体化したコンパクトな自動車などが展示されました。

    650㎡の会場空間は5つのゾーンに分けられ、それぞれのゾーンでは日本文化に関係する異なる重要なテーマに焦点を置いています。交通、ロボット技術、社会的地位、消費文化そして娯楽というテーマごとに色分けしたグラフィックで、展覧会に訪れた来場者が会場内の動線を容易に認識できるように構成されています。また仕切り壁を設ける代わりに各ゾーンに白い屋根を設置したことで、「内」と「外」の関係性の多様化が生まれました。「間」(明白な空間)と「仕切り」(造作)という古来のコンセプトがさりげなくインスタレーションの空間構成に用いられ、それによって大空間を通して目にする視覚的効果が、日本の巨大都市空間に身を置いた時の無秩序な疑似体験を生み出します。


    白い屋根によって空間が分けられている


    会場内で来場者が容易に動線を認識できる色とりどりのグラフィック


    新しい進歩と比較した過去のテクノロジー


    会場の様子


    白い屋根及び背景ボードと対照的な黒色の壁、床及び天井


    来場者は地図のようなグラフィックに沿って展示を観賞する


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    Damien Hirst氏によるパネライ・ペインティング(Panerai Painting)「Beautiful Sunflower」

    直径213.4cmのキャンバス上に腕時計の文字盤と家庭用塗料を使用
    写真著作権はdesignboomに帰属

    「ぼくたちは長くはないが楽しい時間を過ごすためにここにいるのさ。」- Damien Hirst

    英国人アーチストDamien Hirst氏がスピン・ペインティング(同心円状の絵画)テクニックを用いた作品「Beautiful Sunflower」と「Beautiful Fractional Sunflower」パネライ・ペインティング(Panerai paintings)を制作しました。イタリアのフィレンツェにあるOfficine Paneraiの針を完全に取り除いた無数の時計が、キャンバスの表面に取り付けられています。この2次元的な作品の上では、時間というものがその循環という本質に、そして永久に測定不可能な運動に変化しています。Hirst氏にとって針の不在は(時間の神)クロノスの死及び(機会を意味する神)カイロスの勝利を意味しているのです。

    この両方の作品はイタリアのミラノトリエンナーレにて始まったエキシビション「'o'clock.  time design, design time」において、注目の作品とされています。Silvana Annicchiarico氏とJan van Rossem氏がキュレーターを務め、スペイン人デザイナーPatricia Urquiola氏がインスタレーションコンセプトを提案するこのエキシビションでは、トリエンナーレのために特別招待されたデザイナーによる作品、また既存のコレクションの中で時間というコンセプトを探求した70もの「Timepieces」(時のオブジェクト)を展示しています。

    Desihnboomでまもなくこのエキシビションの完全特集記事を発表しますので、お見逃しなく!


    「Beautiful Sunflower」 パネライ・ペインティングをクローズアップしたところ
    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属


    ディテール
    写真著作権はdesignboomに帰属


    ミラノトリエンナーレの「o'clock」エキシビションの一部として展示されているDamien Hirst氏のパネライ・ペインティング「Beautiful Sunflower」と 「Beautiful Fractional Sunflower」
    写真著作権はdesignboomに帰属


    Damien Hirst氏のパネライ・ペインティング「Beautiful Sunflower」と 「Beautiful Fractional Sunflower」 
    キャンバスに時計の文字盤と家庭用塗料を使用
    40.64cm x
     40.64cm
    写真著作権はdesignboomに帰属


    「Beautiful Fractional Sunflower」パネライ・ペインティングのディテール
    写真著作権はdesignboomに帰属


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    「the Garden Triptych」 2010年作
    255もの個別の写真露出から構成
    4" x 6"のそれぞれのピースは3つに分かれたパネルに貼られ、全体の大きさは60" x 92"

    アメリカ人でライトペインティング・アーティストのBrian Matthew Hart氏が、新しい作品シリーズを手がけました。実用性を超えた光を用いて、主に赤、黄色、緑で描かれたドメスティック且つ酔狂的な場面を捉えながら、Hart氏は適用する写真技法のための真に迫ったシナリオを設定します。氏の最も最近のペインティングシリーズ「Illinois 4」はWestern-Illinois Atticにて2011年10月15日の夜にDena Pickering氏とのコラボレーションで制作されました。


    「傘と自転車と一緒のDenaの滑稽な肖像画」 2011 年作(「Illinois 4」シリーズの一部)
    制作所要時間:12分半
    サイズ:10" x 15"


    「傘と共に落ちて行くDena」2011年作 (「Illinois 4」シリーズの一部)
    制作所要時間:6分
    サイズ:10" x 15"


    「Denaはもの憂げに横たわり、私はランプを持って立っている」2011年作 (「Illinois 4」シリーズの一部)
    製作所要時間:12分
    サイズ:10" x 15"


    「立ち上がり方」 2011 年作(「Illinois 4」シリーズの一部)
    制作所要時間:10分
    サイズ:10" x 15"


    「アパートのライトドローイング」 2011年作
    制作所要時間:17分
    サイズ:10" x 15"


    「暗い水」 2011年作
    80もの個別の写真露出による構成
    8" x 10"のピースによって構成された67.5" x 104.5"の作品


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    Joseph Walsh: Enignum - and other stories 
    Oliver Sears Gallery(アイルランド/ダブリン)にて
    2011年11月17日から2012年1月27日まで開催


     Enignum Lounge Chair」、Joseph Walshによる2011年のEnignum Collectionより
    写真著作権はAndrew Bradleyに帰属 

    「Enignum」と「Erosion」は独学のデザイナーJoseph Walsh氏による2つのコレクションで、芸術と工芸技能を組み合わせたそれぞれの形態は木に備わる本来の性質を引き出すことで形作られています。素材の特性を無視したり無理に特別な仕上がりを見せる代わりに、木材を薄い層に剥がしていき、それを実用的な家具に成形していくことでWalsh氏は作品を作ります。木目に見られる自然な節とWalsh氏による機能的なオブジェクトへの再構築のコラボレーションによって自由な形態が構成されるのです。


    「Enignum Chair III」、 2011年作
    H 770mm x W 650mm x D 900 mm
    写真著作権はAndrew Bradley氏に帰属


    「Enignum C
    hair III」、2011年作、真上から見たところ

    H 770mm x W 650mm x D 900 mm
    写真著作権はAndrew Bradley氏に帰属


    「Erosion II Low Table」、2009年作 
    H 550mm x W 925mm x L 1300mm
    写真著作権はAndrew Bradley氏に帰属

    「Erosion II Low Table」、2009年作、ディテール 
    H 550mm x W 925mm x L 1300mm

    写真著作権はAndrew Bradley氏に帰属


    「Enignum Table II」、2009年作、 上からの眺め
    写真著作権はAndrew Bradley氏に帰属


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    2011年10月13日の木曜日、マンチェスターに近い街ストックポートに誕生した高級車ブランドInfinitiの英国初のショールームのオープニングセレモニーがあった。


    Nukumi Shinji + NBBによる受賞候補作品「Infiniti Passion」のインスタレーション
    写真著作権はMike Dodd氏に帰属

    2011年10月13日の木曜日、マンチェスターに近い街ストックポートに誕生した高級車ブランドInfinitiの英国初のショールームのオープニングセレモニーがありました。当ブランドが今夏にdesignboomとのコラボレーションよって企画した「Infiniti Digital Art Competition」の最終選考に残る5つの作品が展示された「Infiniti Reveal Gallery」が世界に向けてベールを脱ぎました。

    オープニングではDJやHarvey Nicholsのキャットウォーク、シャンパンやオードブル、展示されたInfinitiの車の間を縫って、来場者たちがコンペ受賞候補作品の飾られたこの新しいショールーム内を見て廻りました。それぞれの作品の背後に各アーティストの情報、そしてInfinitiのデザイン及び歴史に関する説明がショールーム全体に設置されたビデオパネルで紹介されました。

    どのデザイナーが最優秀賞の賞金である10,000ユーロを獲得するのか決めるために、このギャラリーを訪れた人たちはコンピューター化した投票スタンドにて気に入った作品に投票することができます。「Infiniti Reveal Gallery」は10月18日にストックポートで公式にオープンしました。興味のある方はinfinitireveal.comにてこれから開催されるイベントへの参加登録を行なうことができます。全てのデジタルアート作品は Micrositedesignboom featuresのInfinitiのコンペ結果にて(投票不可能ですが)閲覧可能です。

    --nukumi shinji + NBBR (日本)による「Infiniti Passion」
    デザイナーへのインタビューと作品の動画

    英国ストックポートに登場したinfinitiの新しいセンターの発足と同時に、Infiniti Digital Art Competitionの6つの最終選考作品が展示された「Infiniti Reveal Gallery」がオープン
    写真著作権はMike Doddに帰属


    写真著作権はMike Doddに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属

    -- Jackson Tayler (英国)による「Synthesised by Nature」
    デザイナーへのインタビューと作品の動画


    プロジェクションなしの立方体を見たところ
    写真著作権はMike Doddに帰属


    英国からのエントリーで受賞候補作品、Jackson Taylerによる「Synthesised by Nature」 のインスタレーション
    写真著作権はMike Doddに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属
    Jan Ziska + Juraj Rattaj (スロバキア)による「Value Added」
    デザイナーへのインタビューと作品の動画


    スロバキアからのエントリーで受賞候補作品、Jan Ziska + Juraj Rattaj from slovakによる「Value Added」のインスタレーション
    designboom articleで紹介

    写真著作権はMike Doddに帰属


    写真著作権はMike Doddに帰属

    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属


    写真著作権はdesignboomに帰属

    Bob Trempe + Roman Torres (アメリカ)による「Highway of Light」
    デザイナーへのインタビューと作品の動画
    Sanchit Sawaria + Palash Singh (インド)による「Presence」
    デザイナーへのインタビューと作品の動画
    Brano Hlavac (スロバキア)による「Crystalline DNA」

    デザイナーへのインタビューと作品の動画


    冒頭の挨拶とプレゼンテーション


    Infiniti Europe & Middle Eastの副社長、Bernard Loire氏(右)とF1レッドブルチャンピオンのSebastian Vettel氏(スクリーン)がオープニングイベントに駆けつけた来場者を歓迎 
    写真著作権はdesignboomに帰属


    左上から時計回り:各プロジェクトのプレゼンテーション及びコンペで最優秀賞を決めるための投票ができるようになっているディスプレー画面:イベントの間中各受賞候補作品が様々なビデオで発表された:画面上での審査員の紹介、Adrian Newey氏(レッドブル・レーシングチーム)とBirgit Lohman氏(designboom社長)、Yeoh Guang Hong氏( Super Nature Design)、Jean-Pierre Diernaz氏(Infiniti):イベントに参加したHarvey Nicholsのトップモデル
    写真著作権はdesignboomに帰属


    ストックポートのオープニングイベントにてレッドブル・F1レーシングカー、そして F1カーやファッションショーのスーパー望遠レンズによる写真のパイオニアであるJacques Cochin氏による現代アート作品と共に写るdesignboomの共同創立者のMassimo Mini氏とBirgit Lohmann氏

    写真著作権はMike Doddに帰属


    オープニングイベント中のストックポートに誕生したショールームの外観

    写真著作権はMike Doddに帰属

     

    その他のInfinitiによるオープニングイベントは英国リーズにて開催されました。続いてルクセンブルグ、マルセイユ、その他の都市で行なわれるイベントに関してはこれから発表されます。

     

    インスタレーションに対してあなた自身のビジョンをお持ちですか?
    次回「Infiniti Digital Art Competition」は今秋終りに始まります!
    新しいテーマ、新しいデザインがあなたの創造性をお待ちしています。
    11月中旬にdesignboomのホームページもしくはCompetition Callをご覧下さい。


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    イタリア生まれのアーティスト、Maurizio Cattelan氏が今最も刺激的な現代アーティストとして注目されている。


    Maurizio Cattelan氏の回顧展「All」を下から見上げた様子、ニューヨーク、グッケンハイム・ミュージアムにて
    designboom image © Alessandro Ghirelli

    イタリア生まれのアーティスト、Maurizio Cattelan氏が今最も刺激的な現代アーティストとして注目されています。氏の物議をかもす作品は強烈なテーマを身近に感じられるように和らげながら、今日の大衆的な文化や歴史、根深く組織化された宗教を沢山のユーモアを交えて描き出します。氏は文化的批判を、今日の社会の核心における一見本質的に矛盾して見えるものを明らかにする、時には不快感を感じるほどの超現実的なオブジェクトによって表現しています。


    designboom image © Alessandro Ghirelli

    Cattelan氏の芸術的な作品の多くは自身の幼少時代の影響を受けています。北イタリアの街、パドヴァで育ち、氏の青年期の記憶には家庭の経済的苦難や学校での体罰、散々こき使われた労働経験などが刻印されています。これらの初期の経験が、権威に対する彼の永続的な不信感及び彼の初期における芸術的作品の多くに顕著に見られる困難な労働に対する軽蔑としてこのアーティストの心記憶に深くとどまることになったのです。

    政治的そして社会的に激論を起こすことになった全作品の中に、Cattelan氏は常に自分自身を登場させています。その中で彼自身が、彼のイコノグラフィの主要人物として演じ、凡人として彼自身を助長し、また傍観者である私たちがそうである必要がないように愚人として彼自身を描写しているのが特徴的です。



    それぞれの作品がグッケンハイムのロトンダの円窓から吊られている
    designboom image © Alessandro Ghirelli


    Cattelan氏がオブジェクトを通して訴える意志を描くために攻撃性、残忍性、厚かましさといった特質が用いられることがあります。このアナーキスト的アプローチが、氏のイタリア人としてのアイデンティティや自国の絶え間なく変化する政治的風土の緊張といった問題の周囲を循環する作品へと拡大していきます。さらに形態のモラルに対する深在的集中性が、この主題の重要性を探求する手段として用いられる実際の死によって想定された仮性の生命状態を表現しながら、何度も繰り返し使用する剥製といった氏の作品の核に見受けられます。


    地上階からの眺め
    designboom image © Alessandro Ghirelli

    ニューヨークのグッケンハイム・ミュージアムで開催されているMaurizio Cattelan氏の回顧展は氏が1989年以降制作した全ての作品の集大成です。「All」という題名にふさわしく、このショーではあたかも絞首台上にあるかのようにロープで巻き上げられた各作品がグッケンハイムのロトンダに設けられた象徴的な円窓から吊り下げられています。真のCattelan風として、この
    作品の型破りな配置によって通常のエキシビション形式を覆しています。全体的に天井吊り下げられたオブジェクトは大量処刑のように現れ、そしてその一群はそれ自体が支配的で悲劇の美術作品なのです。この年代順の回顧展のコンテクストでは、Cattelan氏のジャンルにおける究極の理想化である作品自身の無益性を讃える、場所性を重視したインスタレーションを実現しています。

    designboom内のMaurizio Cattelan氏のエキシビション「All」のプレビュー記事はこちらから


    designboom image © Alessandro Ghirelli


    「la nona ora」1999年作
    designboom image © Alessandro Ghirelli


    「not afraid of love」2000年作のインスタレーション
    designboom image © Alessandro Ghirelli


    David Heald © Solomon r. Guggenheim 


    アーティストは自分自身を作品の中に登場させている、彼自身の特有性が彼のイコノグラフィの主要人物として特徴づけている
    designboom image © Alessandro Ghirelli


    designboom image © Alessandro Ghirelli


    「him」 2011年作
    designboom image © Alessandro Ghirelli


    designboom image © Alessandro Ghirelli


    David Heald © Solomon r. Guggenheim 


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    西沢立衛氏による平屋建ての文化施設「軽井沢千住博美術館」が軽井沢に完成した。


    西沢立衛建築設計事務所による長野の「千住博美術館」
    全ての写真著作権は軽井沢千住博美術館に帰属
    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa

    西沢立衛氏による平屋建ての文化施設「軽井沢千住博美術館」が軽井沢に完成しました。世界的に活躍する日本画家、千住博氏とのコラボレーションによるこの美術館は自然光に照らされた空間の中で、展示された作品と周囲の風景が調和しながらつながるように設計されています。


    ギャラリースペースの内部
    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa

    千住氏の1978年から現在までの作品を幅広く展示しているこの美術館は、展示作品の背景として敷地内の自然要素を取り込んでいます。ギャラリー内をわずかに起伏する床面が緩やかに既存の土地の形状に沿って続いていきます。有機的な形態を成す数々の光井戸が屋根を貫き、内部空間に植栽のための空洞を確保しています。周囲の森の風景を取り込みながらも、深い庇、銀色のスクリーンそして紫外線遮断ガラスパネルによって日光の入射を制御しています。駐車場と美術館の間に設けられた「カラーリーフガーデン」は来館者のための自然なバッファーゾーンとして機能します。60,000本にも及ぶ150種類のさまざまな植樹がもたらす葉の色の変化は、ギャラリー内部に独特な雰囲気を作り上げます。


    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa


    曲線を描く光井戸
    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa


    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa


    座席空間
    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa


    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa


    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa


    千住博氏による「Watter Fall」1996年作
    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa


    千住博氏による「Falling Color」2005年作
    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa


    建築模型を上部から見たところ
    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa


    模型の側面
    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa


    敷地図
    Image © Daici Ano, Hiroshi Senju Museum Karuizawa

    プロジェクト詳細:
    設計監理:西沢立衛建築設計事務所
    施工:清水建設及び笹沢建設
    構造:鉄骨鉄筋構造
    延べ床面積:1818.42 m2
    展示スペース:1490.51 m2
    美術館事務所スペース:128.16 m2
    ギャラリー:199.75 m2


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    Design Touch 2011のエキシビションの一部として、東京ミッドタウンの芝生にトラフ建築設計事務所が「ガリバーテーブル」を制作した。


    トラフ建築設計事務所による「ガリバーテーブル」
    写真著作権はdesignboomに帰属 

    Design Touch 2011のエキシビションの一部として、東京ミッドタウンの芝生にトラフ建築設計事務所が「ガリバーテーブル」を制作しました。全長50mにも及ぶこの構造体はピクニックテーブルにもなるように伸びています。場所によってこのテーブルの機能は変化します。一端はテーブルやベンチとして機能しますが、もう一方に向かって高くなっていくと、ユーザーとオブジェクトの関係性は変形したスケール感を生み出します。テーブルの天板が頭上を伸びていくと、それはシェルターとなり、遊び場そして休憩所になります。


    テーブルの片端は下に人が入れるくらいの高さになっている
    写真著作権はdesignboomに帰属 


    構造体の下からの眺め
    写真著作権はdesignboomに帰属 


    テーブルが高くなり、シェルターになる
    写真著作権はdesignboomに帰属


    いろいろな場所でテーブルを利用
    写真著作権はdesignboomに帰属


    天板上の眺め
    写真著作権はExcite Japanに帰属 


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    フランス生まれでアムステルダムに拠点をおくデザイナーのLise Lefebvre氏とMaxime Morel氏が、「Laboratory of Food Analysis」を制作した。


    Lise Lefebvre氏とMaxime Morel氏による「Laboratory of Food Analysis」、バナナの抽出プロセス
    写真著作権はdesignboomに帰属

    東京デザイナーズウィーク2011にて、デザインアソシエーションとレストランガイドZAGATの共同主催による(そしてdesignboomが推進する)デザインコンペのために、フランス生まれでアムステルダムに拠点をおくデザイナーのLise Lefebvre氏とMaxime Morel氏が、「Laboratory of Food Analysis」を制作しました。輸送コンテナを利用したプレゼンテーションの場において、栄養補助と食品産業及び現代人の個別化した自然健康療法の相互作用的分析を行ないます。

    来場者はこの疑似的科学実験に参加することができ、その個人のニーズに適合した「栄養カード」をラボが製造するために研究アシスタントが彼らの身体評価を行ないます。まず「Laboratory of Food Analysis」が行なう診察によって収集された生理学的情報に基づいた参加者の栄養上のニーズと一致する植物性インクでテキストが印刷された食用ペーパーを植物抽出エキスに浸します。実験プロセスの最終過程として印刷されたカード型の補助食品を食します。このプロジェクトは食品栄養産業によって独占される極度に単純化された栄養見解への滑稽な批判として考察されました。


    実験所の様子


    実験所を訪れた人の視力テストを行なうMaxime Morel氏


    実験参加者から生理学的情報を収集するLise Lefebvre氏


    参加者の情報収集結果と栄養カード


    参加者のデータと栄養カード
    写真著作権はdesignboomに帰属


    Lefebvre氏とMorel氏曰く、 
    「例えばメガネをかけた人で唾液に微量のアルカリPHをもっている場合、視力を改善するために高い割合のカロチンを含む栄養カードと、PHを整えるために柑橘類の抽出エキスで印刷されたカ—ドを受け取ることになります。」


    参加者のデータと栄養カード
    写真著作権はdesignboomに帰属


    実験所の道具


    植物抽出プロセスの詳細
    写真著作権はdesignboomに帰属


    植物抽出プロセスの詳細
    写真著作権はdesignboomに帰属


    抽出した植物エキスが浸された食用ペーパー
    写真著作権はdesignboomに帰属


    この疑似科学システムによってPHレベルを調べるために唾液のサンプルを集める
    写真著作権はdesignboomに帰属


    実験所アシスタントはディバイダーの後ろに現れるこの情報の分析と共に参加者の生理学的情報を挿入する
    写真著作権はdesignboomに帰属


    参加者は自分にどんな栄養が必要なのか知るためにこの食品分析情報を挿入する
    写真著作権はdesignboomに帰属


    「Laboratory of Food Analysis」によって作られた参加者のニーズを示すPH値
    Lefebvre氏とMorel氏によるスキーム・ドローイング


    「Laboratory of Food Analysis」のコンセプト
    Lefebvre氏とMorel氏によるレンダリング


    「Laboratory of Food Analysis」のコンセプト
    Lefebvre氏とMorel氏によるレンダリング


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    台中市のための台湾タワー国際設計競技において、台湾のFei & Cheng Associatesとの恊働による藤本壮介建築設計事務所のプロポーザル「21st Century Oasis」が最優秀賞を獲得した。


    藤本壮介建築設計事務所によるコンペ優勝案「21st Century Oasis」、台湾、台中市
    全ての写真は台湾タワー国際設計競技及び藤本壮介建築設計事務所の好意により掲載

    台中市のための台湾タワー国際設計競技において、台湾のFei & Cheng Associatesとの恊働による藤本壮介建築設計事務所のプロポーザル「21st Century Oasis」が最優秀賞を獲得しました。台湾のバニヤン樹の幹に由来するこの華麗な構造システムは、落葉性の葉の茂る覆いの下方に移ろうようなまだらで上品な光を生み出す半屋内外空間を形成します。緑地地帯に計画されたこの建物は、街の300m上空に浮かぶ緑の屋上「アイランド」を兼ね備えた都市のサンクチュアリとなるでしょう。台湾という神の島を表すこの庭園は、街のどこからでも目にとまる象徴的なランドマークとなりながら、都市組織に自然の美しさを再組成します。


    建物周囲に設けられた循環する傾斜路と円錐形をした建物全高のアトリウム

    雨水回収、太陽光温水器パネル、風力パネル、光電池、地熱ヒートポンプ、乾燥炉による給気装置、固有の煙突効果による自然換気システムなどといった様々な再生可能エネルギーシステム及びパッシブデザイン技術が設計に取り入れられています。インフラストラクチャーへの影響を緩和するために、このシステム体系では消費及び二酸化炭素排出を半分に抑えることが可能です。鉄骨構造の外観的特徴は螺旋状の梁及び屋根梁と共に垂直及び傾斜した境界と内部中間柱によって作り出されます。

    また、直径80mmの空洞管が構成する垂直エレメントを傾斜させて配置することで、風及び地震荷重による横揺れを安定させます。2つの絡み合ったユニットで構成された螺旋状の梁は、このスレンダーなプロポーションのねじれを防止しつつ、地上階から屋根面まで内外の柱列を一緒につなぎ止めています。そして円錐形のアトリウムがタワー全体の高さにまで伸びて建築面積の中心内に収まっています。


    周囲から見た様子

    文化地域に隣接したこの建物は美術館とエキシビションスペースを収容します。三角形をした建築面積の鋭角に設けられたエレベーターを経由して来場者は上下方向に移動することができます。ファサードはLED照明を装備しており、色彩と強度の変化によって軽やかで幽明な光の効果をもたらします。外観がスリープモードへ移り変わる時、中国の灯籠に似た効果を醸しだす、ちりばめられた星のようなイルミネーションが現れます。


    タワーのふもと


    屋上庭園の鳥瞰図


    中国原産のピスタチオとオークの木が植栽された屋上庭園


    ロビー


    ロビー


    展望台


    エキシビションスペース


    美術館ホワイエ


    アクソメイメージ


    立面イメージ


    エッフェル塔と比較した台湾タワーのダイアグラム


    バニヤンの木と台湾的要素を示す外観


    ファサードの巨大な面が作り出す様々な照明スキーム


    (左)中国の灯籠を思い起こす照明効果
    (右)照らし出された屋上庭園


    (左)プログラム
    (右)アクセス


    ファサードの照明ダイアグラム


    緑化屋上、光電池、風力タービンユニット


    構造枠組ダイアグラム


    建設段階ダイアグラム


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